同盟関係を再構築、成果アピールも評価厳しく バイデン氏が外交演説

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ワシントン=下司佳代子
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 バイデン米大統領は13日、国務省で演説し、外交政策を振り返った。「米国は4年前と比べて世界的な競争で優位にある」と語り、同盟関係の再構築を実績としてアピールした。ただ国民の評価は思わしくなく、「成果」の多くは20日に就任するトランプ次期大統領に覆されそうだ。

 「この4年間、我々は国力を単独行動のために行使するのではなく、各国をまとめ、共通の安全保障と繁栄を増進し、侵略に立ち向かい、可能な限り外交で問題を解決した。民主主義、平等、人権を断固として守るために力を使ってきた」

 バイデン氏はこう述べ、トランプ氏が1期目に不和を生んだ同盟国との関係修復に取り組んだ実績を誇った。

 北大西洋条約機構(NATO…

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この記事を書いた人
下司佳代子
アメリカ総局|米国の外交・防衛
専門・関心分野
国際報道