ちょうど先日、只見線に乗る旅をしました。小出駅から会津若松駅まで、途中で1泊しながら全線走破。只見川に漂う川霧や、深い山の緑を眺め、お隣の座席の方から「うちでできたトマトだから食べて」とお裾分けをいただき、楽しい旅でした。列車の本数がもっと
私は近藤さんの3年ほど後に同じ高校に入学し、1年生の時に武藤先生の授業を受けました。ガリ版刷りを使った授業は、簡単なようで難しく、ついていけなかった私は、こっそり本を読んだり、所属していた新聞部の原稿を書いたり。先生はお見通しだったと思いま
機能性表示食品制度が始まっても、その他の「いわゆる健康食品」は衰退していません。一方で、お粗末な科学的根拠をもって機能性表示食品の届け出をする事例が続出。また機能性成分を作る素材メーカーが論文をまとめ、科学的根拠のデータの形式にととのえて、
企業が科学的根拠をもって届け出るのが機能性表示食品ですが、その根拠がどれだけ確かなのか。はなはだ疑問です。制度上、情報を公開しているから、消費者が知りたければそれを見て優れたものを選べるといいますが、記事で指摘されているような科学的根拠の質
農業科というと、福島県喜多方市の取り組みが有名ですが、北海道美唄市でも広がっていたとは。農業科読本の特別アドバイザーを務めた中村桂子さんの言葉「あなたが生き物であることを知ることができる。それが農業科の授業です」が、素敵だと思いました。食の
泳ぐことができても、水難事故の際には役に立たないことがよくわかります。昨年、川や海での水の事故について取材しましたが、専門家は「溺れている人を見付けても飛び込んで助けようとしないで」と話していました。泳げる人でも体力や救助技術がないと難しく
筆者です。現状では、地域の牧場を集乳車が回って生乳を集め、乳業メーカーの工場で大量にまとめて殺菌製造し流通しています。それが店頭に届くので、量も価格も(最近は値上がりしているとはいうものの)安定して、パック入りの牛乳を買うことができます。木
私も以前に、家族が戦地から持ち帰った日本人兵の遺品を返却しようと、持ち主を探している米国人の取材をし、記事を書いたことがあります。幸い、記事がきっかけで遺族が見つかり、遺品はふるさとに帰ることができました。日米とも世代交代が進み、記憶が薄ら
文楽の公演を見に、国立劇場へはよく足を運びました。落ち着いた雰囲気で舞台が見やすく、良い劇場だと思います。数々の公演が積み重ねられてきた時の重みは、新築では味わえません。ぜひ現在の建物を生かし、使い続ける方策を考えて欲しい。
今回の改革が「当たり前だった」という中川座長。その意味は、機能性表示食品は制度導入当初から、法的仕組みの整備が不十分だった、そこを今回補ったということ。ではなぜ開始から9年も経つのにその間に改善されなかったのか、と問われての答えが興味深い。
早食いの人が肥満になりやすいということは知っていたのですが、肥満ではない人も、早食いによる悪影響があるとは、驚きました。夕食後の間食、就寝前2時間以内の食事も、太る原因とよく言われます。太らなくてもこうした習慣は、改善した方がいい、というこ
3日間でボランティアがのべ11万人参加するという規模の大きさに驚きました。これだけのイベントを運営できるということは、フードバンクが組織として信頼されて社会に根づいているのだと感じます。こうして集められた食品がどのように届けられるのか、2回
望ましい方向だと思います。ただ、食品衛生法は食品を扱う幅広い事業者を対象としているので、どう対象を絞るのか。また、最初は原因物質や因果関係が分からないなかで、健康被害をどう定義して、どのような有害事象が起きたら報告を求めるのか。真に意味ある
イチゴは各県がオリジナル品種の開発を手がけており、次々と新顔が登場、群雄割拠の時代とも言われています。例えば栃木県でも、これまでの「とちおとめ」から「とちあいか」に主役が交代しました。これほど各県が熱を入れる背景には、イチゴの高い人気があり
性差のある話し方が、思考や意識を縛る一つの原因になることは頷けます。公的文書で「なのよ」「だわ」といった言葉遣いで女性の発言を表現されたら、大いに異論を述べたい。ただ、丁寧でへりくだった女らしい言いまわしをやめて、と呼びかけられても、話はそ
ペットを飼う人、動物と一緒に過ごすのは難しい人、どちらか片方ではなく、双方を尊重して、同じ建物で避難生活ができる方法を見つけ出すことが求められているのだと、記事を読んで理解しました。ただ、その折衷案というか、落としどころをどうやって見つけ出
万城目作品を数冊しか読んでいない読者ですが、作品世界と相通じる人柄を感じさせる記者会見の模様を面白く読みました。選考会当日の過ごし方を語った最後の部分が特に。森見さんにバトンは渡るのでしょうか。
健康のためにはどう食べたらよいかが気になっている方には、特に記事の後半が役に立つと思いました。ほとんどの日本人が最も気をつけるべきなのは、食塩のとりすぎで、細かな栄養素の過不足は、それと比較すれば優先度は下がる、という佐々木名誉教授の言葉が
男性よりも女性の方が社会的つながりが高く、その男女差の4分の1が女性の調理技術の高さで説明できるとは! とても興味深い結果です。普段取材している中で、料理は単なる食事作りではなく、もっと幅広い意味合いがあるのではと漠然と感じていたことが、調
先の投稿に対応して、価格も書き加えていただきました。ありがとうございます。