【アイスマン福留】これぞ和風の醍醐味! 千葉県銚子市「しょうゆソフトクリーム」&「ぬれ煎餅アイス」

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すっかり秋ですね! アイスマン福留です。

 

夏にアイスを食べるのはあたり前! しかし真のアイス好きにとってはこれからの季節が本番! そう、涼しくなった今も秋冬向けの新商品が続々と登場しています。

 

この時期発売される商品は、「氷菓」「シャーベット」といった、いわゆる「夏アイス」ではなく、乳脂肪分高めの濃厚なアイスクリームやチョコレート系を中心とした「冬アイス」が多い。つまり、濃厚なアイスクリームが食べたい人にとっては秋・冬こそが「アイスクリームの旬」なんですよ!

 

千葉名物・ピーナッツのソフトを高速SAで発見

さてさて、今回もご当地アイス巡り、行ってきました!

前回は、山梨県の桔梗信玄アイスシリーズを食べてきましたが、

今回は......千葉県の銚子!!!

 

今回もメシ通スタッフに車を出していただき、東関東自動車道を下って銚子へ。 

いやぁ~。銚子って結構遠いんですね...。着かない着かない!

 

今回も途中で休憩を兼ねて、酒々井SAでアイス探し。
ありました!「ピーナッツソフト」(360円)

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早速、買って食べてみる。......うんまぁ!!!

ピーナッツのソフト!千葉県名産のピーナッツペーストを使用した風味豊かな味わい。食べる前から間違いない...とは思いましたが、期待を裏切らないおいしさ!

 

さらに地元以外のアイスもチェック!

さらに売店の方も覗いてみると、変わったアイスがチラホラ。

富山湾の深層水塩を使った「塩ソフト」を発見!こちら、富山県の横山冷菓の商品。

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甘さの中に、ほんのりと漂う塩の風味。後味もさっぱりとしています。

 

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うん! おいしい。塩バニラ味は裏切らない!

市販の塩ソフトと言えば、以前、森永乳業×パラダイスプランのコラボ商品、沖縄県宮古島産の雪塩を使った「雪塩ソフト」を食べましたが、それに比べると塩分はやや控えめな感じ。

 

続いて、高速道路SA系に強い新宿の老舗メーカー小島屋乳業の商品を発見! 「つぶあん入り抹茶もなか」、「粒小豆入りあずきもなか」のほかにも、「ご当地アイスもなか」シリーズなどなど。小島屋乳業...…やりますなぁ!

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その他にも、アイス棚にはたくさんのご当地アイスが並んでいます! うーん、やはりSAはレア・アイスの宝庫! しかし、「千葉」とはあまり関係ない商品が多いので、ここはスルーしておきましょう。

 

休憩を終え、ふたたび銚子を目指し出発!潮来ICを降り、下っ走りで1時間ほど走る。そろそろ目的地も近い。銚子のご当地アイス。きっと、目的地には銚子の大自然が広がっているのでしょう!海を見ながら食べるアイスクリームもいいなぁ......。

 

しょうゆメーカーが作るアイスクリームって…

メシ通スタッフ:「アイスマンさん、到着しましたよ!!」 

車を降りると、そこに広がる風景は...…。

THE・工場ーーー!!!!\(^o^)/

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ちょっ!! 銚子っぽくねぇーーー!!!

 

「……。」

はて……?銚子にある、この工場でつくられているアイスクリームとは?!

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しょうゆソフトクリーム!!!

到着したこの場所は、あの有名なヤマサ醤油の製造工場。

千葉銚子は醤油の生産地として有名です。夏涼しく、冬暖かく、しかも湿度が高いという気候風土で、醤油醸造には欠かせないこうじ菌など微生物の働きを活用するのにはもっとも適した風土なんだとか。

ヤマサしょうゆが創業したのは、1645年(正保2年)。江戸時代のはじめ頃。銚子は、利根川、江戸川によって大消費地、江戸と結びついていたという水運にも恵まれ、「しょうゆの町」として栄えていきました。

 

1645年……。日本人がはじめてアイスクリーム(あいすくりん)と出会ったのが1860年頃と言われているので、その200年以上も前からここでは醤油がつくり続けてられていたんですね。

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しょうゆメーカーがつくる「しょうゆソフトクリーム」。

ぜひとも食べてみたい!!! いったいどんな味がするんだろうか……。

 

工場見学でしょうゆの奥深さに触れる

工場内には、迫力のある巨大な仕込樽が。絶好の記念撮影スポットです。

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受付も醤油樽のデザイン! おなじみのヤマサマーク。ちなみにこの、ヤマサマーク(ロゴ)の右上にある「上」という文字は、江戸時代に幕府から品質の優れたしょうゆとしてお墨付きを得て「最上しょうゆ」の称号が与えられた証。

 

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しょうゆソフトクリームの売店み~っけ!!!

 

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いっただっきまーす!!!


……と、その前に!
せっかく工場まで来たのだから、醤油の製造工程も見学させてもらいましょう。

工場はとにかく広い。敷地面積は約7万坪! なんと東京ドーム4つ分の広さ! 工場内を歩いていると、大豆やしょうゆの香りが漂う。工場見学をスタートし、まず最初に目に飛び込んでくるのが、ズラリと並ぶ巨大な円柱型のタンク!これが、醤油の原料となる大豆や小麦が入っている原料サイロ。ひとつのサイロには約300トンの原料が入っている。

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次に、見学させてもらうのは仕込蔵。部屋の中には醤油のもととなる「もろみ」の入ったタンクが並んでいる。
※もろみとは……大豆と小麦に種こうじを加え、3日間おいてできた「こうじ」に、食塩水を混ぜ合わせたもの

 

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耳を澄ますと、発酵によって発生したガス(二酸化炭素)が抜ける音が聞こえる。

 

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入口付近には、「もろみ」のサンプルが置いてあって、1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月と時間が経つにつれ「もろみ」が変化する過程を見ることができる。

 

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さて、突然ですがここで問題です!

醤油には「こいくち醤油」と「うすくち醤油」があります。塩分が高いのはどちらだか、ご存じですか?

 

チッチッチッチ.....

ブブーーーー。残念!

 

正解は!

うすくち醤油...…なんです。

「うすくち醤油」は「こいくち醤油」に比べて見た目の色が薄いので、塩分が少なそうに思えますが、実際はその逆で、濃いくちしょうゆに比べると約1割塩分が多いんです。

 

続いて、第2問!

醤油の本来の色は何色でしょう?

 

チッチッチッチ……

ピンポンピンポーーーン!

 

正解は!

「赤」!!!

よくできましたね。

 

CMなどでご存知の方もいるかと思いますが、醤油の本来の色は”赤い”んです。黒ずんでいるのは「酸化」が進んで劣化してしまった状態。鮮度・おいしさを保つためには、できるだけ空気に触れないように保管する必要があるのだそうです。詳しくはヤマサしょうゆのオフィシャルサイトをご覧ください。→ 『しょうゆは黒い。おいしいしょうゆは赤い。

 

いやいや、普段こんなに身近で頻繁に使っている醤油ですが、知らないことばっかり!正直、こんなに醤油に向き合ったのははじめてです。色々と勉強になりました!

工場見学ってやっぱり楽しい!

 

濃厚でほんのり甘みが効いたしょうゆアイスに恍惚!

さて、醤油についての知識も身についたので、いよいよ『しょうゆソフトクリーム』を食べましょう!

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ソフトクリームは、「しょうゆ」、「ミックス」、「バニラ」の3種類。各250円(税込)。ヤマサしょうゆの工場まで来て「バニラ」を注文したら、スタッフにこっ酷く怒られそうなので、「しょうゆ」を注文!

 

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店員さんがソフトクリームを手際よく巻いてくれます。

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ソフトクリームはほんのり醤油色。見た目も美しい!

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さっそく、写真映えする撮影スポット、巨大仕込樽のところに移動。

 

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ヤマサのマークをバックに記念撮影!パシャ!

そしていよいよ、実食!!!

 

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あまりのおいしさに、谷◯子さんみたいな顔になっちゃったよ!

もっと”しょうゆしょうゆ”した激しい味を想像していたので、食べてみて少し安心。

醤油の味は深くて濃厚。ソフトクリームの持つミルクの甘みと、ほんのりとしょっぱい醤油の味がバランスよくブレンドされ、おいしく仕上がっています。


そして、ここで皆さまに重大なご報告が!

もうお気づきの方もいるかと思いますが、この日の僕のパンツの色は……。

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 え? どうでもいい?……大変失礼しました。

 

続いて食べるのは……

バニラカップ 特製しょうゆソースかけ!250円(税込)

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しょうゆソフトクリームのようにソフトクリーム自体が醤油味なのではなく、バニラソフトにオリジナルの黒蜜風味のしょうゆソースをかけたもの。

 

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うひ。これもおいしい!黒蜜風しょうゆソース。“濃厚な醤油感”を楽しみたい人は、ソフトクリームよりも、こちらをチョイスした方がいいかも。どちらも違った魅力があるので、アイス好きな人はどちらも食べて、味の違いを確かめてみることをおすすめします。


ここで、さらに「しょうゆソフトクリーム」について詳しく知りたいので、工場を案内してくれたヤマサしょうゆの加瀬さんにインビュー!

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加瀬さん、本日はお忙しい中、ご案内いただきありがとうございます。

 

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こちらこそ、わざわざ銚子までお越しいただきありがとうございます!

 

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さっそくですが、しょうゆソフトクリームはいつ頃から販売されているんですか?また、つくろうと思ったきっかけなどを教えていただけますか。

 

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しょうゆソフトクリームは、2009年7月から販売しています。開発のきっかけですが、もともと日本の伝統調味料であるしょうゆをより身近に感じていただきたいという思いがありました。また、工場見学を多くの人に楽しんでいただけるようにと、子供からお年寄りまで年齢関係なく楽しんでもらえるソフトクリームの販売をはじめたんです。

 

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なるほど。ソフトクリームがあるだけで子供は喜んで大はしゃぎするでしょうね!...とは言っても、普通のソフトクリームではなくしょうゆ味。このフレーバーを開発する際には相当苦労もされたんじゃないですか?

 

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はい。味の調整には苦労しましたね。最初はバニラアイスに、たまり醤油など、色んな種類の醤油をかけてみたんですが、どれも美味しくないんです(笑)。どうしてもソフトクリームの甘みに塩味が勝ってしまい味のバランスがとれない。そこで、さっき食べていただいた「バニラカップ 特製しょうゆソースかけ」に使われている黒蜜風しょうゆをかけたところ、おいしいソフトクリームが出来あがりました。

 

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あのしゅうゆソースは、ソフトクリーム用に開発されたものなんですか?

 

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いえ、実は元々は別の用途で使われていたものなんです。「黒色調味液」っていう名前だったんですが、名前の響きも良くないので、今の名前にしたんです。

 

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へー。たしかに「黒色調味液」っておいしいイメージではないですね……(笑)。今回しょうゆソフトクリームを食べさせてもらった感想なんですが、よくアイスクリーム専用醤油ってあるじゃないですか? あれは、甘みが強くみたらし団子のたれのような味がするんですが、それに比べて今回食べた醤油味は甘さも控えめで、本格派のしょうゆ味でした。

 

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そうなんです。しょうゆを煮詰めたような味ですよね。やはり、我々はしょうゆをつくるメーカーなので、”しょうゆ感”をリアルに再現することにこだわりました。ソース単体ではそれほどおいしくありませんが、ソフトクリームと混ざることで甘さと塩味のバランスがとれ、おいしく食べられるようにつくられているんです。

では、アイスマンさん。ここで問題! しゅうゆの香りの成分って、どのくらいの種類があるかわかりますか?

 

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え!まさかのクイズ形式(笑)!? えー、香りの成分の数ですか?! うーん......(見当もつかない)。よ、4つ!!……くらいですか?

 

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残念! 実は300種類あるんです!

 

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さ、300種類?!

 

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はい。しょうゆの香りを機械で分析してみると約300種類の香りの成分でできあがっているんです。その中には、いい香りもあれば、そうでないものも。例えば、バナナやりんご、桃、バラ、ヒヤシンスといった香りなど……たくさんの種類で構成されているんです。だから、しょうゆソフトクリームを食べた時も、人によって、「モカの香りがする」「キャラメルの味がした」など、感想もさまざま。実はどれも正解なんですよね。人によって感じる風味が異なるのも、おもしろいところなんです。

 

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ぐぬぬ……しょうゆの香りの成分がそんなに多くの種類で構成されていたとは! いやいや、勉強になるなぁ。知れば知るほど深~いしょうゆの世界!

 

加瀬さん、本日はお忙しい中、色んなことを教えていただき本当にありがとうございました!

 

お店情報

ヤマサ醤油工場見学センター

住所:千葉銚子市北小川町2570
アクセス:

【電車】特急しおさい号にて東京よりJR銚子駅(1時間50分) JR「銚子」駅より徒歩約7分もしくは銚子電鉄「仲の町」駅より徒歩約3分
【道路】東関東自動車道佐原香取ICより国道356を約1時間。

工場見学受付時間:9:00~11:00 、13:00~15:00
工場見学予約申込先 (問い合わせ先) :工場見学センター / 電話 0479-22-9809 (8:30~16:50 年末年始を除く) 本社庶務課 / 電話 0479-22-0095 (8:30~16:50 土・日・祝・お盆・年末年始除く)

※工場見学には予約が必要。工場見学所要時間は約50分(映画上映約20分及び工場見学約30分)
※土、日、祝日及びゴールデンウィーク、お盆の休業日は工場が休みとなり、映画上映のみ(約20分)。年末年始(12/28~1/4)は休業。
※工場見学費用は無料。

 

売店もあり、お土産も充実!

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次なるアイスを求めて、鉄ちゃんの聖地・銚子電鉄犬吠駅へ

いやあ、しょうゆ工場、楽しかった!お疲れさまでした。

メシ通スタッフ:「アイスマンさん、では次行きますよ!」


えぇ?!まだあるの?!今日、結構ハードなのね。(汗)

ということで、銚子といえば……関東最東端犬吠埼!

犬吠埼灯台をバックに記念撮影。風も強く、海も荒れていました。

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 そしてそして! 銚子といえば、銚子電鉄も有名ですね。

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というわけで、犬吠駅(いぬぼうえき)にやってきましたー!!!

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そう。ここにも、ある変わったアイスがあるんです...。

 

おっと! 駅の前に桃太郎電鉄でおなじみのボンビーを発見!

 

この石像は、銚子電鉄が経営難で廃線の危機に陥った時に、貧乏から救おう!と「桃太郎電鉄」でおなじみのハドソンから寄贈されたもの。「しあわせ三像」と命名され、同線の3駅に設置されました。各駅の貧乏神の頭の上にいる動物は、それぞれ「貧乏が(猿)去る(仲ノ町駅)」、「貧乏を取る(鳥)(笠上黒生駅)」といった語呂合わせになっている。ここ、犬吠駅の貧乏神の頭には「貧乏がいぬ=いない」ということで「犬」が乗っかっている。ちゃんと桃太郎に登場する動物(猿、犬、キジ)の語呂合わせになっているところがニクイ!

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駅に入ると、左手には売店が。

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のれんには「手焼き ぬれ煎餅」と書かれている。

そう、ここ千葉銚子市は、ぬれ煎餅発祥の地としても有名なんですよね。

もうお気づきですね?つまり、ここで食べられるアイスは……

銚子電鉄 ぬれ煎餅アイス!!!

 

銚子電鉄と、銚子商業高校との地元コラボ商品銚子商業高校の生徒さんの皆さんが、銚子の地域活性化を目指し、銚子の名産品になるよう商品をつくろう! という思いから、商業科目の一環として銚子電鉄と一緒に開発したアイスです。

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ぬれ煎餅の塩気と香ばしさを絶妙にブレンド

しかし、売店を見まわしても、通常アイスを販売している冷凍ショーケース的なものは見つからない……。

んん?! これかな!?

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扉を開けてみると……引き出しが。

あった!!! ぬれ煎餅アイス!!!

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ひとつ購入。ご当地感溢れるシンプルなパッケージ。

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あ!せっかくなので、銚子電鉄が通る駅のホームで食べましょう。

偶然にも、ベンチが先ほど伺った”ヤマサしょうゆ”です。

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アイスクリームの甘さと、ぬれ煎餅のしょうゆの香ばしさ、塩辛さがうまく調和しています。ぬれ煎餅にも、地元名産のしょうゆが使われいるため風味的には、先ほどヤマサの工場で食べた「しゅうゆソフトクリーム」にも通じるものがあります。

 

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ぬれ煎餅をチップ状にして結構な量がアイスクリームに混ぜてあります。食べごたえも抜群! “ぬれ煎餅”なのでアイスに混ぜて湿っても問題ありませんからね。アイスクリームの水分で、通常のぬれ煎餅よりも、さらにぬれてる感じ(笑)?

 

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のどかな雰囲気。銚子電鉄のホームで食べるアイスは格別です。

 

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今回の銚子の旅で食べたアイスは、「しょうゆソフトクリーム」と「銚子電鉄ぬれ煎餅アイス」の2品。どちらも地域名産の素材を活かしたインパクトのあるご当地アイスでした! 銚子方面に行く機会があれば、是非一度食べてみてはいかがでしょうか。

お!電車が来た!

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では、次回もお楽しみに!


Have an ICEday!!


撮影:岡崎隆生

 

お店情報

犬吠駅売店

住所:千葉銚子市犬吠埼9595-1
電話:0479-25-1106
営業時間:9:00〜17:00、無休

 

書いた人:アイスマン福留

アイスマン福留

アイス評論家 / 日本アイスマニア協会代表理事。1973年東京都足立区生まれ。年間に食べるアイスの数は1000種類以上。2010年からコンビニアイス評論家として活動を開始。その後、一般社団法人日本アイスマニア協会を設立し理事長に就任。「アイスクリーム博覧会」などを開催。アイスクリームの業界紙「アイスクリーム流通新聞」等でアイスコラムを連載するほか、アイスの専門家としてメディアにも多数出演。自他共に認める「日本一アイスクリームと向き合う男」。著書に『日本懐かしアイス大全』(辰巳出版)がある。お腹は弱い。

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