2022年03月
台湾東部紀行2~まずは宜蘭駅から~宜蘭2
category - 宜蘭
2022/
03/
31台北から約1時間乗車して,宜蘭(イーラン)車站(駅)に到着した。途中の停車駅は松山(ソンシャン)だけだったので,日本の特急以上の格はあろう。日本の今の特急は昔の準急のごとく,数駅ごとに停車し,特急料金を取られるので損した気分になる。宜蘭車站は宜蘭県宜蘭市の中心駅で,開業は日本統治下の1919年だから,すでに100年を超えた歴史ある駅だ。ホームは長く,長大編成の列車でもホームが足りなくなることはなさそうだ。到着した月台(ホーム)は2A。2Aと2Bは下り,1は上り列車用になっている。 月台の南端に近い地下道を通り,西側にある出口に向かう。改札・出札は西側に1か所あるだけだ。出口には自動改札機はあるが,有人でもある。持参していたキップは自動改札機には通せないので,駅員に渡す必要があった。西口駅前に出ると,台北から見ればかなり田舎に来たという印象の街並みで,高いと思うビルはない。宜蘭市は人口10万弱。日本で10万人ほどの都市の駅前であればこのような雰囲気だろうし,さらに寂れた街も多いので,宜蘭駅前はまだましな方だ。地方都市ゆえ歩行者は圧倒的に少ない。朝夕は多少混雑はあれど,日中の乗降客が少ないからだろう。日中の列車は20~60分に1本となる。西口の左側には観光インフォメーションがある。無人で,パンフレットの種類は少ないが,市内地図は重宝する。地図を持って,いざ宜蘭散策のスタートだ。【2022/3/31(木) 午前 5:00】 |
↓普悠瑪号は宜蘭に到着した
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デボンポートへの日帰りトリップ10~フェリーTへ向かう~オークランド23
category - オークランド
2022/
03/
29ビールで休憩をして,出発点のフェリーターミナルに向かうことにした。フェリーターミナルまでは約400mなので歩いて5分ほどだ。往路で通っていない,ビクトリアストリートの東側舗道を歩くことにした。カフェなどの飲食店は思ったよりも多く,この通りなら食事に困ることはないようだ。海沿いの公園エリアに入ってくると,デボンポートの図書館がある。もちろん誰でも入館できるので,時間があればニュージーランドの本に触れることができる。時間はなかったので,スルーし,オークランド湾に面した芝生の公園に到達した。公園内では,ピクニック気分で来た家族もいて,思い思いに夏を満喫していた。日本のカキ氷(スイーツにしてはチープなのでこちらではシェイブアイスという名前を付けざるを得ない(ハワイも同様))を販売している屋台があるようだ。湾は波が穏やかで,マリンスポーツ花盛りだった。【2022/3/29(火) 午前 5:00】 |
↓フェリーターミナルに向かって歩き出した
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「ワット・パクナム」に行ってみた2~バンコク89
category - バンコク
2022/
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27「ワット・パクナム」の入口に着き,案内板を見ながら経路を頭に入れる。まずは本堂に向かう。「ワット・パクナム」は正式名称を「ワット・パクナム・パシーチャルン(Wat Paknam Phasicharoen)」といい,アユタヤ王朝時代に創設された由緒ある王室寺院だ。そのためか,境内は広く,建物の造りはどこも立派にできている。テントの下をまっすぐ進み,交差点の左前が本堂になる。入口で靴を脱ぎ,中に入る。坊さんももちろん金が必要だろうから,左側に現金引き出し機(キャッシュ・ディスペンサー)が設置されている。本堂は広い。しばらく進まないと参拝場所に到達しない。ベンチではネコが寝そべっていた。寝返りをうてど目覚める様子はなく,防備の甘いネコだ。参拝場所では仏像に向かって拝む人たちが10人ほどいたが,混んではいない。左側の奥では,坊さんの説法を聞く信者が集まっていた。【2022/3/27(日) 午前 7:00】 |
↓本堂入口
さらに進むと,休憩場所のような通路に出た。ベンチが置いてあり,まわりは緑に包まれた庭になっていて,池や滝もある。訪問者に寛いでもらう場所らしい。先ほどのネコ同様に,今度は真っ黒いイヌが通路の真ん中で寝そべっていて,時々目をうっすら開けるが,またすぐに寝入ってしまった。ネコやイヌには極楽のような寺院らしい。 |
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そうだ,蘇州へ行こう5~軌道鉄道で市内へ~蘇州5
category - 蘇州
2022/
03/
25蘇州市は人口約540万人。それなのに,近年まで軌道交通はなく,市民の足はバスだけだった。それが今世紀になり急ピッチに軌道鉄道(蘇州市の場合は地鉄(メトロ))建設を行い,2021年末現在5路線が走っている。他に建設中4路線,計画中13路線あり,全て完成すると,22路線となる。中国には私鉄がなく,市レベルの軌道交通は地下鉄(メトロ)が圧倒的に多い。路線数も多くなる。1300万人の東京でさえ,地下鉄と呼べるのは13路線(304.5km)しかない。蘇州市は広い市域をカバーするため,1路線当たりの営業距離が長く,現在の5路線だけでも総延長は210km(駅数は168)になる。 正式名は「蘇州軌道交通」だが,入口には「地鉄(メトロ)」と書かれている。郊外は地上(高架)を走り,都心部や郊外の一部の駅は地下となる。郊外の相城区にある地鉄2号線「高鐵蘇州北駅」はホームが地下にあった。キップ自販機は,路線図が表示されており,出発駅と到着駅をタッチパネルで押すと,料金が表示されるので,コインを入れる仕組みだ。ホームは,電車の風圧の影響を受けないフルシールドのホームドアだ。地下鉄等のホームドアはもはやアジアでは当たり前で,ソウルや台北,上海では100%,もちろん蘇州も100%だ(安全対策に金をかけない日本は蚊帳の外だが)。車内の座席もアジア標準のプラスティック製(火災の際に広がりを遅らせたり,衛生面から)。日本はアジア標準を無視し,全国いかなる公営交通も布製の座席だ。「高鐵蘇州北駅」から,市内中心部,姑蘇区にある「蘇州駅(蘇州火車駅)」までは9駅約10kmほどだ。上海に戻る際の乗車駅は「蘇州駅」なので,帰りに必ず寄る駅だ。「蘇州駅」では降りず,その次の「山塘街駅(姑蘇区)」で降りることにした。【2022/3/25(金) 午前7:00】 |
↓地鉄(軌道鉄道)入口
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渡嘉敷島日帰り旅10<阿波連ビーチ(後編)>~渡嘉敷島11
category - 渡嘉敷島
2022/
03/
23「裏ヶ丘展望台」を後にして戻ることにした。この先の阿波連岬園地方面は時間の都合で割愛した。阿波連ビーチの手前には阿波連漁港があり,静かな佇まいを見せていた。人影は見えたが,午後はすでに漁は行っていないようで,さんご礁が目の前にある,日本とは思えない漁港だ。2度目の阿波連ビーチにやって来た。午前中よりも人出は増えてはいる。が,海開き前なので,盛夏のような混雑にはほど遠く,ちらほら人が見える程度だ。それでも何本かのパラソルが開き,太陽光線がサンサンと降り注ぐ海辺を見ていると,ビーチに来たという実感は沸いてくる。あと10日ほどで海開きになり,本格的な沖縄の夏がやってくる。5月の連休を過ぎると梅雨に入るので,これから(3月20日)5月の連休までが,沖縄の初夏を体験するには良い気候となる。【2022/3/23(水) 午前 7:00】 |
↓阿波連漁港
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