『風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室』(青木祐子・著/集英社オレンジ文庫)を読みました。
まずは出版社の紹介文を引きます。
天天コーポレーション研究所の受付嬢、砂川ゆいみは風呂が大好き。銭湯で失恋の痛手を癒しているときに、入浴剤開発員の鏡美月と知り合ったことから、モニターに抜擢される。美月は営業部の円城格馬とともに、バスタオルと水着に身を包み、今日も理想の風呂を目指して研究に励む。ゆいみ、美月、格馬ははたして理想のお湯を作れるのか!?
本邦初!?OL風呂小説!
風呂ソムリエ 天天コーポレーション入浴剤開発室 (集英社オレンジ文庫)
- 作者: 青木祐子,cake
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/04/17
- メディア: 文庫
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「経理部の森若さんシリーズ」の初作を読んでいて、実はその前段の話があると知り本書を購入。そのうち読もうと思っていたものの、他の読みたい本を読むうち、いつしか本棚で眠ってしまっていた。先日「経理部の森若さんシリーズ」の第2作~第4作をまとめ買いしたときに、そういえばと本書の存在を思い出し、読みました。
2時間モノのTVドラマに出来そうな小説。気楽に楽しませていただきました。好き嫌いが分かれるところが入浴剤研究開発員の鏡美月の存在。年齢20代中ごろの理系女子、かなりの美人でスタイル抜群だが、若い女の子の可愛さを持たないという設定。男に対して科を作らないのである。いや意識してそうしているのではなく、多くの女性がそのような行動をとるのをそもそも理解できないのである。他の人はどうだか知らないが、私のツボにはまっています。かなり萌えます。(笑)