2025/01/18 本日の厨房男子。 一品は「鶏手羽元と牛蒡、人参のさっぱり煮」。手羽元をオーブンでこんがり焼いて、牛蒡、人参と圧力鍋で柔らかくなるまで煮る。味付けは出汁に酢、砂糖、醤油。酢の酸味を効かせてさっぱりした味に。鶏手羽元は骨付きだが肉が…
2025/01/18 先日再読した『恋文の技術 新版』の刊行記念イベントに参加した。森見登美彦氏のオンライントークイベントである。参加したといっても会話に加われるわけではなく、コメンテーターの森見登美彦氏と吉田大介氏のやりとりを聴くだけで、こちらはそ…
2025/01/17 『ボトルネック』(米澤穂信:著/新潮文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 亡くなった恋人を追悼するため東尋坊を訪れていたぼくは、何かに誘われるように断崖から墜落した…はずだった。ところが気がつくと見慣れた金沢の街にいる。…
2025/01/15 本日の厨房男子。 この時季、親戚やご近所から白菜をたくさんいただく。最近は白菜など野菜の値段が高いという。ありがたいことだ。 いただいた白菜を使って「豚肉の白菜ロール」を作った。
2025/01/14 本日の厨房男子。 牡蠣を春巻きにした。牡蠣はパン粉をまぶしてフライにしてもうまいが、たまには趣向を変えて春巻きでいただくことにした。牡蠣をさっと湯通しして春巻きの皮で巻いてあげるだけ。辛子醤油でいただくとなかなか乙な味だ。 牡蠣は…
2025/01/14 『かなしきデブ猫ちゃん』(早見和真:文/かのうかりん:絵/愛媛新聞社)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 松山市・道後に住む家族の飼い猫〝マル〟。人間を観察しながら優雅に過ごしているが、メス猫〝スリジエ〟が家族に加わり生活は…
2025/01/13 夕刻から『旬の会』に出席。会場は荒井の『忠助』。 月イチで旬のうまいもんを食べながら、全国各地の地酒を楽しむ会である。今日は第500回の記念例会。かれこれ42年近く続いている会ということになる。記録によると私は第303回に初めて参加させ…
2025/01/12 今日は「とんど」。私が子どもの頃は正月明け14日の夜と決まっていたものだが、最近は勤め人に対する配慮か日曜日に行うので毎年開催日が変わる。 朝から「とんど」の準備をして、その後、川の枯れ草を野焼き。消防署の職員から少々小言をいただ…
2025/01/11 『スリーピング★ブッダ』(早見和真:著/角川書店)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 禅宗の最大宗派である敬千宗の大本山・長穏寺。修行が厳しいことで知られるこの寺に、二人の若き僧侶が上山した。北陸の古寺の跡取りとして真摯に禅…
2025/01/10 本日の厨房男子。 寒いので家に籠もって読書。体を温めるためウヰスキー「ニッカ Single Malt Whiskey 余市 Woody & Vanillic」をやる。昨年秋に余市で買ってきたものだ。おやつにアップルパイを焼いた。市販のパイシートにリンゴをのせ、グラニ…
2025/01/10 今朝もまた寒い。雪がちらついている。家を住処にしているイソヒヨドリも蔵の軒下で羽毛をふくらませて寒さと闘っている。 こんな日はやはり温かいものが食べたいと、「豆乳のクリームシチュー」を作った。具は厚揚げ、白菜、ウィンナソーセージ…
2025/01/09 今日の夕餉は天ぷら。 まずは「自然薯の磯辺揚げ」。自然薯は親戚からもらったもの。強い粘りがあるので、市販の長芋のように崩れてしまわない。海苔にのせて巻けば、そのまま油で揚げてもかたちが崩れない。しかも芋の味が良い。 他にはカボチャ…
2025/01/09 今朝は年明け一番の冷え込み。窓の外を眺めると庭はうっすら雪化粧。寒いはずである。 こんな朝は温かいものが食べたいと「天津飯」と「豚汁」を作った。
2025/01/07 本日の厨房男子。 朝餉は古式に則り「七草がゆ」を作った。七草は昨日、スーパーでパック売りしていたのを買って来た。粥は白だしと少々の塩だけの味付け。真っ白な粥に青と白の七草が清々しい。 今日までが正月と朝酒を許した。「雪男 純米酒」…
2025/01/07 散歩がてら図書館へ本を借りに行った。ひょっとして野鳥の姿を見ることが出来るかもしれないとカメラを持参した。川沿いを歩いていると、少し先にいた鳥が飛び立った。羽を広げた姿はシンプルな白と黒。見慣れない鳥である。水辺にとまった姿をよ…
2025/01/07 『恋文の技術 (新版)』(森見登美彦:著/ポプラ文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 京都から遠く離れた能登の実験所に飛ばされた大学院生・守田一郎。文通修行と称して京都の仲間や家族、家庭教師先の少年、作家の森見登美彦らに…
2025/01/06 本日の厨房男子。 冷蔵庫に残っている数の子と燻製牡蠣の缶詰、セロリを使ってペペロンチーノを作った。
2025/01/04 今日の昼はつれ合いが知り合いに連れて行ってもらい気に入ったという蕎麦屋に行った。船津町の『TSUMUGI』という店である。 古民家の座敷にテーブルを置いて営業している。最近よくある店だ。 テーブルに案内されてまずは酒を注文。「年末年始特…
2025/01/03 『小説王』(早見和真:著/小学館文庫)を読んだ。まずは出版社の紹介文を引く。 小説をめぐる熱き物語、ドラマ化!大手出版社の文芸編集者・俊太郎と、華々しいデビューを飾ったものの鳴かず飛ばずの作家・豊隆は幼馴染みだった。いつか仕事を…
2025/01/01 大晦日に娘夫婦が帰ってきた。息子は今日になる。出来れば全員で鍋を囲みたかったが、今日のお昼頃、入れ違いになる。 昨夜は猪鍋で酒をやった。私の他は適量しか飲まない。私は飲めるだけ飲む。新年を迎える酒という免罪符があるのだ。セーブな…
2024/12/31 『ひゃくはち』(早見和真:著/集英社文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 地方への転勤辞令が出た青野雅人は、恋人の佐知子から意外なことを打ち明けられた。付き合い出すずっと前、高校生のときに二人は出会っていたという。彼は、…
2024/12/31 大晦日の夜から正月三が日はほぼ和風になる。それを見こして、30日の夜と31日の朝は在庫の食材を片づけてカレーを作った。 ベースはたまねぎ、人参、ニンニク、生姜、鶏ひき肉のキーマカレー。 まず30日夜はレンズ豆のオムカレー。 31日の朝は焼…
2024/12/30 義母から正月用の数の子をたくさんもらった。塩抜きしたものをそのまま鰹だしに浸けてもおいしそうだが、私の一等好きな食べ方は松前漬けである。細く切ったがごめ昆布を使えば漬け汁に一日浸けるだけでネバネバのおいしい松前漬けになる。松前漬…
2024/12/29 『イクサガミ 人』(今村翔吾:著/講談社文庫)を読んだ。 まずは出版社の紹介文を引く。 東海道を舞台にした「蠱毒」も、残り二十三人。人外の強さを誇る侍たちが島田宿で一堂に会した。血飛沫の舞う戦場に神と崇められる「台湾の伝説」が現れ…
2024/12/25 本日の厨房男子。 世間は相変わらずクリスマスだなんだとかまびすしい。しかし私は仏教徒だ。もちろん積極的な意味ではなく、消極的というか、受動的な仏教徒ではあるが。ちなみに家がお世話になっている寺は浄土真宗西本願寺派である。そんな私…
2024/12/24 本日の厨房男子。 夕餉に「大根と桜えびのしみしみ煮」と「カワハギの煮付け」を作った。名前のとおり大根は桜えび風味のダシがよく染みて、頬ばるとじゅわーっとダシが滲み出す。今日は温かいうちに食べきってしまったが、残ったものを置いて冷…
2024/12/24 本日の厨房男子。 年も押し詰まり寒くなってきた。こうなると朝は熱いものを食べたい。 今朝のメニューは「天津飯」と「粕汁」。天津飯には小えびとねぎをトッピング。親戚からもらったねぎだが、青い部分の内側にとろみがあり、その甘みと辛味が…
2024/12/23 本日の厨房男子。 スーパーでうまそうな国産豚の肩ロースがあったので、今日の夕餉は「トンテキ」にした。丸一日下味をつけておいたのでなかなかコクのあるおいしい味に仕上がった。ハチミツで甘みも足したからか、肉がしっとり柔らかく仕上がっ…
2024/12/21 久々に「伊佐美」を手に入れた。昔から好きな芋焼酎である。これに合いそうな肴をと「柿とほうれん草の白和え」を作った。もう一品は「鶏こんにゃく野菜の甘酢風味煮」。こうした昔風のもの、それも少し田舎っぽいものが「伊佐美」に似合う。
2024/12/20 本日の厨房男子。 昼はアップルパイを焼いてみた。といっても、パイ生地は市販の冷凍もの。それにリンゴをスライスしてのせて、溶かしバターと卵黄を塗り、グラニュー糖を振りかけて焼いただけの簡単なもの。仕上げに粉糖が欲しかったが、切らし…