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サボテンの寿命は短いもので数年、長いもので数百年と実にバラエティーに富んでいます。その中でアストロフィツム属の「兜丸」は比較的寿命が短いと感じています。特に”改良が進んだ”ヒトデ型だとかルリ兜錦など、年を経ると枯れないまでも観賞価値が低下してみるも無残な姿をさらしているのを目にすることが多いです。で、うちの温室でも古参の兜たちは観賞価値が劣化しつつある苗が多いですが、その中で歳の割には若々しさを保っ...
2013年に実生した多くのスーパー兜の苗の中から一本だけ、世にいう「ヒトデ型兜」が出現してきました。ただでもへんてこなヒトデ型の兜丸ですが、よく見るとこの兜丸は標準の8稜ではなく7稜です。丸っこい球体がヒトデ型になったり、小さな星が大きなボツボツになったり、稜数が一つ減ったりと何かと兜類DNAの多様性を感じさせてくれる一株です。この株も毎年開花していますが、同型の兜丸が無く交配はせずに来ています。い...