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40年ほど前に友人より譲り受けたロフォフォラ属の「ディフューザ(翠冠玉)」。寄る年なみによるものなのか、あるいは温暖化の影響か、あちこちに異常な成長を見せ始めました。<成長点の乱れ> 綴れ始めたのか、それとも二頭化/三頭化の前触れでしょうか。いずれにせよ基本形の「点」ではなくなりつつあります。<おめでた!!> 視線を球体の根ぎわに転じると、球体下部の片側が大きく膨らみ、姿勢が45°ほど傾いています。ロ...
2013年春に実生したルリ兜錦の苗たち。選別を繰り返し、残った苗を袖ケ浦の台に接いで種親に使用してきました。袖接ぎ苗ということで遠慮なく交配を繰り返し、これまで数千の種子を提供してくれました。その種子を再び実生、選別して多くの良班の苗を得ています。しかしさすがにこれらの親苗は10年を経てくたびれてきました。<苗1> 成長点近傍全体がコルク化し、開花もしなくなりました。良班かつ大疣で好きだった苗なの...
この春に袖ケ浦の台に接いだ実生三年生の菊水小苗たち。その後どうなっているでしょうか。まず最初に試しに接いだ普通の苗です。すでに直径が接ぎ木時の倍以上に成長しました。これで自信を得てその後に接いだ綴化苗たちは?…皆順調に育っています。接いだ時期が良かったのか。それとも袖台と菊水との相性が良いのか。更に綴れ苗は成長点が長いためなのか、正常な苗よりも成長が明らかに早いようです。あまり大きすぎる菊水は趣に...
実生10年生のステノカクタス属「振武玉」です。上方から見た姿は、4頭に分頭しているようです。横から見た姿は…球体が中間部のくびれにより二つに分断され、その中間部のくびれは木質化しています。成長点は動いているようですが、球体がぐらぐら動くので抜き上げてみました。貧弱な根が伸びていました。根としては十分に機能しているようです。実はこの苗、根腐れして根際からカットして挿し木していたものでした。振武玉は強い...
4年前にヤフオクで「帝冠錦」として入手した種子を実生した苗たち。かなりの割合で斑入りの苗が出現し、自根で育ててきました。その中の一本です。成長点付近の疣の配列が乱れ、成長点は横に拡がりつつあるように見えます。首尾よく綴れに進行すれば「帝冠錦綴化」が成立。まさにサボテンの役満の出来上がりです。ただ、まだ確定の「綴化」ではなく、成長点のただの乱れで先々モンスト化したり、双頭株に進行してゆく可能性も十分...
自家産の種子を実生して多くの「帝冠」の幼苗を育てています。その中の一本に変なのが出てきました。三角形のうろこ状の疣が連なるのが帝冠の正常な姿ですが、この苗は成長点からボコボコと不定形な組織が噴き出ています。もう少し拡大してみましょう。小さな帝冠の一群と、溶岩のような塊の部分とが混在しています。これからどうなってゆくのでしょうか。ただ成長を見守るばかりです。原因も不明ですが、成長点が何らかの原因で破...
比較的気温の高い日が続き、二本の苗を維持しているエリオシケ属の「フロッコサ」が元気に成長を始めています。灰緑色の球体と漆黒の刺色がマッチしている渋くも美しいサボテンです。これらの苗は実生してから6~7年を経過しており、毎年花を咲かせています。当然都度交配していますが、一昨年は数個採れた種からの実生苗は全滅、昨年は交配するも結実せず、ということでなかなか思い通りに事は進んでおりません。成長点近傍をよく...
2013年春に播種したツルビニカルプス属のサボテン2種が今年も開花しました。実生10年生になるこれらの株、自根で育っていますが、球体の高さ10cm、径4cm程度とツルビニカルプス属のサボテンとしてはかなり大きく育っています。<黄棘長城丸> この株は群生株に育っていましたが2年前に子株を外し、現在単幹で育てています。今年は成長点にエネルギーが集中して多くの蕾を上げてきました。まだ5分咲き程度ですが、所...
10年前に実生したアズテキウム属「ヒントニー」、そしてゲオヒントニア属「メキシカーナ」が申し合わせたように成長点から綿毛を吹き上げてきました。<ヒントニー><メキシカーナ>いずれも非常に成長の遅いサボテンですが、さすがに実生して10年も経つとそれなりの大きさに。画像の鉢は一辺7cmのプレステラ鉢ですので、球体は5cm程度まで育っているようです。二株とも既に初開花しておりますが、この綿毛の吹き出しは「私...
主頭が腐り、水圧洗浄して天辺に大きな穴が開いた銀牡丹群生株。完全に腐敗してしまった主頭を切除するため高圧水を噴射しましたら、群生の頭に大きな穴が開いてしまいました。穴の内部にベンレートを塗布して乾燥させ何とか腐敗の進行は食い止めたようです。春になり、子株たちの成長点が動き始めました。群生内部の腐敗は止まっているようです。問題はこの株に頭上潅水するとこの穴に水が溜まってしまう事です。今のところ無事に...
この冬はとても寒い日が続きますが、それでもサボテンたちはわずかな日照時間の変化からそこまで来ている春の訪れを感じているようです。ステノカクタス属の「千波万波」です。実生9年生の苗。数年前成長点がおかしくなり始め、綴れが始まったのかと期待しましたが結局画像の通りの双頭化でした。この二週間の間に急に成長点から純白の新棘と綿毛が噴き出てきました。今日、気が付くとその中央に小さな蕾が顔を出しています。春は...
ごきげんさまです。あなたの断捨離を全力で応援するやましたひでこ公認 断捨離®️トレーナーたかはしよしこです。昨夜午前零時出窓に浮かぶ月があまりに明るくて窓を開…
ここ川崎の市街地ではすでにセミの鳴き声を聞くことはなくなりました。ここ数日、日本女子オープンゴルフ選手権をテレビ放映している紫カントリークラブすみれコース(千葉県野田市)ではまだヒグラシの鳴き声が聞こえます。ただ心なしかその声は弱々しくうら寂しさを感じさせます。季節は既に秋になったようです。この週末はまた30℃を超えることもあるそうですが…。今日の話題は綴れた成長点とその球体の成長についてです。2019...