2024年11月17日日曜日

退職金は勝手に減るのものだったのか

全然詳しくないのですが、いつの間にか会社の退職金の見直しがあって思ったより少なくなっていたとかの記事を見かけます。私が大手企業に在籍したのは僅かだったので退職金も僅かでした。老後とは無関係な時代でしたし、あまりあれこれは考えなかった。いくら受け取ったのかも忘れてしまいました。

退職金は積み立ててあるものだと思っていたのですが、違うようですね。会社の裁量なんだ。しかしこれは、考えてみればそうかも知れません。元々退職金制度のあるところとないところがあるので、ない所で働く人間の老後は本当に大変だと思います。

とすると定年以後も働くとかがなければ苦しいのですが、今は人手不足とか言われているのでどうなっているか知れないですが、ちょっと前までは働くところがなかったですからね。今でさえ定年後の年齢なんてほぼないのじゃないですかね。清掃とか警備員、あるいは単純作業しかないと思います。

この点は、私も多少のやり取りのあるブロガーさんを眺めてもはっきりしていると思います。どうやら概ね良い時代に大手企業で努めたのだろうなと思える人の老後は本当に余裕綽々の感じです。趣味に生きて毎日が楽しそう。家もどうやらデカイ。しかしその後の人たちは大変です。バブルが弾けた以後に社会に出始めた人たちとはまるで世界が違うのですね。

私が社会に出たのはこれからバブルが発生する時代だったので毎年給料もどんどん上がっての時代でした。私は企業から去ったけど、ずっと勤め上げたら今はどうだったかとふと思わぬでもありません。私の場合は家庭的な事情があって企業を去って親元から遠く離れたことが今となっては良かったのですが、個々の条件を別にすれば、時代の違いは大きいです。これを、自分の才能と勘違いする人がかなり居るようですが、実は運の要素が大きいと思うのですね。

何度も書いていますが、私が何とかなってきたのは本当に奇跡みたいなものですが、実はこれもかなりの部分一人だったからです。世帯を構えたら、ちょっとしんどかったなと思います。

貧困老人とは言い過ぎだけど、どう考えても負け組の方ですね。もちろん人生はそこだけじゃないですがね、その部分は誤解されないようにと思いますが、客観的にはね。

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