今日は5km走ったので今月はこれで約60km。無理に100kmを狙って毎日走るよりも、1日2日間を空けて走った方がペースが上がって心拍数も上げられるようだ。かつてはそういう谷間の日も疲労ぬきじょぐと称して毎日走っていたのがうそのよう。これが結局この年齢での体力という事なのだろう。

高い心拍ゾーンにどのくらいの時間居られるかのほうが、月間走行距離よりも大事な気がする。



マラソンブログなので走ることを書いた(笑)



それで今日のタイトル。かつて父にどうやって免許返上させたかは確かブログに書いた気がする。担当のケアマネの人から連絡があって、最近お父さんが町で怖い運転をしていると噂になっているとのこと。いろんな構築物にぶつけているとか、車間がやたら近いとか。

父が89歳まで運転を続けていたのは自身のケアマネとしての仕事があったからなのだが、結局仕事はやめて免許も返上した。そのとたんに急速に老け込んだのはよくある話だが、そもそも年齢を考えたら仕事を続けることで老け込むことを防いでいただけで、仕事を辞めたことで本来の姿に戻っただけだと思う。いくらなんでも89歳は遅すぎる。



自分が今通っているカントリークラブのメンバーになったのは丁度2年前で、元の職場の先輩からの紹介によるもの。その先輩とは家も近所なので、同じコンペに参加するときは代わりばんこに車を出していた。ちなみに1回の交通費はガソリン代が1000~1500円、高速代が1600円くらい。月間だと1万円くらいはかかっているので、交代で車を出すのは結構経済的。

なのだが、最初の時にその先輩、仮にK先輩としておこう、が我が家に迎えに来た時に「もしかするとこの人はあまり運転が得意ではないのでは」と思った。というのは、マンションの前の道路に縦列駐車していたのだが、左が1m近く歩道と間隔があいていたのだ。これは車幅感覚が無い証拠。最近、路駐している車でもたまに見かけますよね。30年くらい前と比べるとこういう幅寄せが下手なドライバーが増えた気がする。

そしてそのK先輩。やはり走り出してみると、車線がしっかりキープできないようだ。そしてスピードが出過ぎている。車間も適切ではない。そうするとどうなるか。周りのクルマからみるとあおり運転をしているように見える(笑)

例えば3車線の高速道路で真ん中の車線を走っていて前の車に追いついたとき、K先輩はやたらに前のクルマとの車間を詰めるのだ。しかも追い越し車線に半分くらいはみ出している。そうして追い越し車線が空くのを待って車線変更して前に出ていく。追いつかれた方からしたら、煽られていると思っても不思議ではない。

高速道路を降りたら今度はセンターラインをしばしばオーバーする。ブラインドのカーブでも平気でそのままで、対向車が来たら本来の車線に急いで戻る。ようするに反射神経で運転しているわけだ。

見通しのよい区間で対向車が突然センターラインを越えるのが見えても一切減速しない。たぶん相手がそのうちに元に戻るだろうという楽観的な観測なのだろう。自分ならそういう理由が分からない挙動のクルマは可能な限り回避する。この場合ならできるだけ減速して様子を見る。今は予測が付かないドライバーがいっぱいいますからね。

あとは左折するときにいちいち右にいったん車を振ってから曲がったりとか、ハンドルを切る時にハンドルの内側に手を添える、いわゆる「内わっぱ」というトラックの運転手とか恒例のタクシードライバーしか使わない動作をしたりと、いろんな点がアップデートできていない。



クルマの運転にはあらゆる挙動に意味があって、車線の取り方や車間の詰め方ひとつをとっても全部次の挙動に向けてのサインが含まれている。こういうことは自動車学校で散々習ってきているはずなのだが、K先輩の運転を外から見てもたぶんそういうサインは読み取れないし、K先輩も他のドライバーのサインを読んでいない。

そういうサインをきちんと発してきちんと読んでいれば、車の運転には基本的にはサプライズは無い。みんながそういうルールを守っていれば事故などは起こらないことになっているのだが、たぶんK先輩はそういう構造を理解せず、その場その場の判断でクルマを運転している。

ついでに言うと、K先輩のクルマのフロントウィンドウはびっしりと膜が張っている。たぶん4,5年載っている車なので搭乗者の吐く息に含まれる成分などが付着しているのだと思うのだが、ゴルフに向かう早朝の時間帯で朝日が昇ってきたりすると、そのまぶしさでフロントガラスが真っ白になって前が見えなくなる。

さらにいうと、K先輩は左側の車幅感覚が弱いので、左折はめっぽう苦手だ、大通りから狭い通りに左折するときなどは、反対車線に大きくはみ出して対向車がブレーキを踏むことも度々。



いったいなんでこんなことになっているのか、考えてみたのだが、おそらく彼は警戒心というものがほとんど無いのだと思う。怖い目に遭ったことが無いのか怖い目に遭っても気づいてないのかはわからない。なので、そういう怖い目に合わないようにするための工夫が無い。想像もしたことが無いのだろう。運転の仕方についてのアップデートもほとんどできていない。昭和50年代の運転だ。

ただもう一つK先輩の運転で気になることが。どうも運転そのものに対して集中していないのだ。先日も降りるべきICを通り過ぎそうになったことがあった。毎週通っている道なので、ICが近づいてきたら自動的に左の車線によって、表示を見て降りるだけなのだが、なぜかその時はそもそも左の車線に寄らなかった。

同じことが先輩のゴルフ場のカートの運転の時にもあって、本来は前の組がプレーしている間はティーグラウンドには近づかないのがマナーなのに、どんどん近づいていくので他の同伴者に注意されていたり、真夏の酷暑の中で日陰で止まらないでどんどん進んだりと、どうもその場に集中していない様子が見られた。

その様子が、まるで88歳くらいでクルマを運転していた父の姿と重なった。K先輩はまだ60代後半。考えたくはないがもしかすると加齢による認知機能に若干の衰えがあるのかもしれない。車線を守れなかったり対向車線にはみ出したりICを通り過ぎたり。

そんなことをひそかに心配していたら、先日ついに致命的なことが起きた。彼はラウンド帰りの運転で居眠りをしたのだ。最初は自分も気づかなかった。何しろ普段から車線を守らない人なので、今日もその一環で車線をはみ出しているだけなのかと思った。10分くらいフラフラした運転が続いた後にふと彼の顔を見たら寝ている!!



長くなってきたので続きは次回。



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