iPhoneユーザガイド
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SOSを使ってiPhoneで緊急通報サービスに連絡する
緊急時には、iPhoneを使って素早く簡単に助けを求めて、緊急連絡先に通知できます(携帯電話サービスが使用可能な場合)。
注記: iPhone 14以降(すべてのモデル)をお使いの場合は、モバイル通信サービスを利用できなくても、衛星通信経由で緊急通報サービスに連絡できる場合があります。iPhoneで衛星経由の緊急SOSを使用するを参照してください。
緊急通報サービスに素早く電話をかける(インドを除くすべての国や地域)
サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しし、スライダが表示されて「緊急SOS」のカウントダウンが終了したら、ボタンを放します。
また、サイドボタンを素早く5回押して緊急SOSを開始するように設定することもできます。「設定」 >「緊急SOS」と選択して、「ボタンを5回押して通報」をオンにします。
緊急電話が切れたあと、ユーザがキャンセルしない限り、テキストメッセージで緊急連絡先に通知されます。iPhoneから現在地(利用可能な場合)が送信され、SOSモードになってからしばらくの間は、現在地が変わったときに緊急連絡先にアップデートが届きます。
緊急通報サービスに素早く電話をかける(インド)
サイドボタンを素早く3回押し、スライダが表示されて「緊急SOS」のカウントダウンが終了するまで待ちます。
「アクセシビリティのショートカット」をオンにしている場合は、サイドボタンといずれかの音量ボタンを同時に長押しし、スライダが表示されて「緊急SOS」のカウントダウンが終了したら、ボタンを放します。
デフォルトでは、iPhoneからアラームサウンドが鳴り、カウントダウンが行われた後、緊急通報サービスに電話が発信されます。
緊急電話が切れたあと、ユーザがキャンセルしない限り、テキストメッセージで緊急連絡先に通知されます。iPhoneから現在地(利用可能な場合)が送信され、SOSモードになってからしばらくの間は、現在地が変わったときに緊急連絡先にアップデートが届きます。
iPhoneがロックされているときに緊急電話をかける
パスコード画面で、「緊急」をタップします。
緊急電話番号をダイヤルして(日本の場合は119など)、 をタップします。
緊急通報サービスにテキストを送信する(一部の国や地域ではご利用いただけません)
iPhoneでメッセージアプリ を開きます。
「宛先」フィールドに「911」または地域の緊急通報サービスの電話番号を入力します。
緊急事態について入力します。
送信ボタンをタップします。
緊急通報サービスにライブビデオまたは既存の写真を共有する(一部の国や地域ではご利用いただけません)
緊急通報サービスから要請があった場合、緊急SOSライブビデオを使ってライブビデオをストリーミングしたり、既存の写真やビデオを緊急通報サービスにアップロードしたりすることができます。
緊急通報サービスとの通話中にビデオや写真を共有するよう要請された場合は、以下のいずれかの操作を行います:
ライブビデオを共有する: ライブビデオを緊急通報サービスにストリーミングし始めるようメッセージが表示されたら、「共有」をタップします。「カメラ」ボタンをタップすればいつでも共有を一時停止したり再開したりできます。 をタップすると、いつでも共有を停止できます。その後、「カメラの共有を停止」または「通話を終了」をタップします。
既存の写真やビデオを共有する: メッセージが表示されたら「選択」をタップし、緊急通報サービスに送信したい写真やビデオを選択します。
拒否する: 緊急通報サービスとビデオや写真を共有したくない場合は、メッセージが表示されたら「今はしない」をタップします。
注記: 緊急SOSライブビデオは、iPhone 14以降で利用可能ですが、デバイスの制限を受けることがあり、状況によっては利用できない場合があります。
緊急SOSの設定を変更する
iPhoneで「設定」 >「緊急SOS」と選択します。
以下のいずれかを行います:
「長押ししてから放して通報」のオン/オフを切り替える: サイドボタンと音量ボタンを長押ししてから放すと、緊急通報サービスに電話が発信されるカウントダウンが開始されます。
「ボタンを5回押して通報」のオン/オフを切り替える: サイドボタンを素早く5回押すと、緊急通報サービスに電話が発信されるカウントダウンが開始されます。
緊急連絡先を管理する: 「ヘルスケア」で、「緊急連絡先を設定」または「緊急連絡先を編集」をタップします。メディカルIDを設定して確認するを参照してください。
iPhoneの緊急電話に関する重要な情報
iPhoneがアクティベートされていない場合、iPhoneが特定のモバイルネットワークで使用できないか動作するように構成されていない場合、またはiPhoneにSIMカードがないか、SIMカードがPINロックされている場合(該当する場合)は、モバイルネットワークによってはiPhoneからの緊急電話を受け付けないことがあります。
特定の国や地域では、緊急電話をかけたときに、緊急サービスプロバイダが位置情報(特定可能な場合)にアクセスすることがあります。
Wi-Fi経由での緊急電話の制限を理解するには、ご利用の通信事業者の緊急電話情報を確認してください。
CDMAでは、緊急電話を終了すると、iPhoneが数分間緊急電話モードに入り、緊急通報サービスからかけ直してもらうことができます。この間、データ転送およびメッセージはブロックされます。
緊急電話をかけた後、緊急通報サービスからの折り返しの電話を受けられるように、着信を拒否または消音にする一部の電話機能が短時間だけ無効になることがあります。「おやすみモード」、「不明な発信者を消音」、「スクリーンタイム」などが対象になります。
デュアルSIMを搭載するiPhoneでは、回線でWi-Fi通話をオンにしないと、その回線への着信(緊急通報サービスからの着信も含む)は、別の回線が使用中の場合、すべて直接留守番電話(通信事業者で使用可能な場合)に転送されます。不在着信通知は表示されません。
話し中や圏外などの条件に応じて別の回線に自動電話転送するよう設定した場合、着信は留守番電話に転送されません。利用可否や設定方法については、ご利用の通信事業者にお問い合わせください。
USB-Cコネクタを搭載したiPhoneと互換性のあるアクセサリをお使いの場合、緊急通報セッション(電話またはテキスト)が開始されると、USB 3およびDisplayPort接続によるデータ転送は利用できなくなり、セッションが終了したあとも最長5分間は利用できない状態が続きます。この時間は国や地域によって異なります。アクセサリの使用を続けるには、無効の状態が解除されてからデバイスを接続し直してください。充電は影響を受けず、引き続き機能します。