ブログヘッダー画像
(当ブログにはプロモーションが含まれています)

【旅行記】続・Go To 夏旅2020 6日目(1)―和田岬支線の103系に乗る

ついに最終日が訪れました。泣いても笑っても最終日です。

正確には7日目までありますが、フェリーから降りて帰宅するだけですから、6日目が実質的な最終日と言っても良いでしょう。6日目は近畿地方を舞台に、未乗区間を制覇していきたいと思います。



通勤に特化した都会のローカル線「和田岬支線」を求めて


まずは山陽本線の兵庫駅から分岐する、和田岬支線に乗車しました。この路線は通勤に特化している関係で、日中は列車が通りません。この日は9時10分発の533Mが、午前中の和田岬行き最終便です。この列車を逃さないように、時間を考えて姫路を出なければなりません。

ホテルグランドゥース姫路
▲ホテルグランドゥース姫路をチェックアウト

この日も7時半ごろまでゆっくり過ごし、8時10分発の新快速で姫路を離れました。いったん神戸まで向かい、一駅折り返して兵庫駅を目指します。8時53分、兵庫駅に到着。

JR山陽本線兵庫駅に停車中の207系
▲兵庫駅に到着

JR山陽本線和田岬支線に入るための中間改札(兵庫駅)
▲和田岬線ホーム手前の中間改札は、実質的な和田岬駅の改札だ

和田岬支線のホームには中間改札が置かれ、兵庫駅で和田岬駅の改札を済ませる方式になっています。窓口がないため、青春18きっぷ利用者はインターホンを使い、カメラ越しに切符を提示することで、改札を抜けることができます。

和田岬駅からの切符を扱う兵庫駅券売機
▲和田岬駅からの切符は兵庫駅で買う

兵庫駅の和田岬線改札口
▲青春18きっぷ利用者はインターホンを通して切符を提示する

JR山陽本線和田岬支線の兵庫駅ホーム
▲閑散とした和田岬線ホーム

中間改札を抜けると、やけに広い単式ホームがありました。平成初期まで客レが使用された名残りか、機回し線も用意されています。すでに出社時間を過ぎているため、ホームは閑散としていました。

この日は平日ということで、午前中の列車はこれから乗車する533Mまで走っています。これが土曜になると、午前中の最終便は8時46分発に繰り上がり、休日にいたっては7時21分発の1便しか走っていません。まさに、工場社員のためだけに走っているといえます。

JR山陽本線和田岬支線の時刻表
▲和田岬行きの午前中最終便は9時10分発
ただし土曜は8時46分発で終わり、日曜にいたっては7時21分発しかない


JR兵庫駅の和田岬線向け駅名標
▲兵庫駅の和田岬線ホーム

和田岬線の青い103系で兵庫~和田岬を往復


兵庫駅に到着するJR山陽本線和田岬支線103系
▲折り返し和田岬行きが到着!

9時を過ぎたころ、和田岬行きの103系が到着しました。かつて阪和線で走っていたものと同じ、青色・低運転台の編成です。103系自体、今や数えるほどの路線でしか走っていません。こうして残っているうちに、少しでも多く乗っておきたいものです。

JR山陽本線和田岬駅の駅名標
▲和田岬駅に到着!

列車はゆっくりとした速度で、海沿いの工場地帯を抜けていき、わずか3分で終点和田岬に到着。これから12分後に出発する兵庫行きで折り返しますが、その前に、駅前のコンビニで朝食を買っておくことに。

コンビニは工場社員でごった返していました。思った以上に会計に時間がかかり、駅に戻ってきた頃には、出発まで5分を切っていました。この列車が和田岬を出発する、午前中最後の列車です。もと来た道を戻り、これにて和田岬支線は完乗!

工場に囲まれた場所にあるJR和田岬駅
▲和田岬駅には文字通りなにもない

JR山陽本線和田岬支線への乗車方法が書かれた看板
▲和田岬駅には支線乗車方法が掲示されている

JR山陽本線和田岬支線の線路
▲和田岬駅から兵庫駅方面を眺めて

川崎重工兵庫工場で製造中の225系
▲川崎重工兵庫工場の横を通る

EF66-27号機とすれ違う


兵庫駅を通過するキハ189系特急「はまかぜ」
▲神戸駅に到着するキハ189系はまかぜ

続いては草津線を完乗すべく、京都方面に抜けていきます。ところが時刻表を見ると、次の新快速は湖西線経由の3438Mでした。とりあえず、少しでも草津に近づいておこうと、これに乗って山科に向かいます。

ちょうど待ち時間があったので、和田岬で買っておいた朝食を食べておきました。これでしばらくは動いて回れるでしょう。次は草津か貴生川でお昼にしたいと思います。9時48分、神戸を出発。

吹田機関区に憩うEF66-27号機
▲吹田付近でニーナことEF66-27に遭遇!

新快速は怒涛の速さで駆け抜け、あっという間に大阪を過ぎました。

吹田が近づくと、ここでふと懐かしいものを発見。今や1両しかないオリジナル塗装のEF66-0番台、すなわち「ニーナ」ことEF66-27号機ではありませんか!まさか、ここで見られるとは思っていませんでした。10時50分、山科駅に到着。

山科駅に到着する223系新快速
▲山科駅で途中下車

山科では15分の待ち時間を挟んで、11時5分発の新快速に乗り換えます。少し時間に余裕があるので、久しぶりに山科駅前に出てみることに。そういえば2010年、はじめて1人で近畿を訪れたとき、山科駅前のホテルに一泊したものです。

駅前に出てみると、ほどなくして京阪電車が到着するというので、一枚写真に撮りました。ここ数年で関西私鉄を沢山撮ってきましたが、京津線を含む京阪電車は、ほぼノータッチだったりします。近いうちに京阪いかんとなぁ...と思いつつ、山科駅を後にしました。

~つづく~

撮影日:2020年8月26日

シリーズ内記事一覧

関連記事
鉄道

COMMENT

  翻译: