【詳報】ジャニーズ事務所が会見 東山氏「言う勇気は僕になかった」
ジャニーズ事務所創業者の故ジャニー喜多川氏の性加害を巡る問題で、事務所は2日午後、東京都内で2回目の会見を開きました。
会見の模様を詳報するとともに、被害者側や企業の受け止めなどを速報します。
18:00
NHK「今後も事務所とやりとり継続」、フジテレビ「事務所の対応を注視」
NHKは会見後、「記者会見で示された方針も含め、今後も事務所側とのやりとりを継続し、被害者への補償と再発防止に向けた取り組みが着実に実施されているか確認していく」とコメントを発表した。
フジテレビは「示された方針が速やかに実行されていくよう求めていく。ただ、具体的にはまだ詳細が不明な部分もあり、引き続きジャニーズ事務所の対応を注視していく」と発表。タレントの起用に関しては「被害者への対応が着実に実施されていることを確認しながら適切に判断する」とした。
17:00
株式会社TOKIOの代表権、城島茂さんに
株式会社TOKIOは、城島茂さん(52)が代表取締役社長に就任したと、発表した。9月30日付。これまで代表権は、藤島ジュリー景子氏にあった。
同社は、城島さんが社長、松岡昌宏さんと国分太一さんが副社長を務める。
17:00
当事者の会メンバー「『騒がれたら動く』ような姿勢」
ジャニーズ性加害問題当事者の会のメンバーで、30年以上前からジャニー喜多川氏からの性被害を告発してきた50代のハヤシさん(仮名)は、ジャニーズ事務所の名前を変えることは評価した上で「前の会見では事務所名は変えないと言っていたのに、対応に一貫性がない。『騒がれたら動く』ような姿勢に見える」と話した。
東山紀之社長は会見で「結論的に、僕は見て見ぬふりをしていたということになるのかな」と話しつつ、ジャニー氏の性加害をどこまで把握していたか具体的には述べなかった。ハヤシさんは「見て見ぬふりという言葉があいまいで、何を悪かったと思っているのかがわからない」と指摘。会見で事務所側は補償の仕組みについても触れたが、外部有識者の弁護士が過去の判例や事例をもとに補償額を決めるとされた。ハヤシさんは「お金で計算されると軽く見られている気持ちになる。ほしいのは反省と謝罪であり、今日の会見に出なかったジュリーさんたちから直接思いを聞きたい」と語った。
16:30
当事者の会の代表「求めていた形に近い」
故ジャニー喜多川氏からの被害を訴えてきた「ジャニーズ性加害問題当事者の会」代表の平本淳也さん(57)は2日、個人の見解として、会のホームページにジャニーズ事務所の会見を受けた見解を公表した。井ノ原氏が冒頭のあいさつから被害当事者への誹謗(ひぼう)中傷をやめるように発言したことについて「大変ありがたく感じました」と記した。
井ノ原氏が代読したジュリー…
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