住宅街に響く「邪魔!」の怒声 ブラックフライデーのアマゾン配達員

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西岡臣
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 米国発祥で、ここ数年、日本でも根付きつつある「ブラックフライデー」。年末商戦の前哨戦にあたるこの期間は、ネット通販でも大型セールが行われる。配達の現場は、どうなっているのだろう。アマゾン配達員の一日を追った。

 「これじゃ終わらないよ」

 神奈川県内で配達を担う60代の男性は途方に暮れていた。この日、日中の便の荷物は102個あり、午前9時から4時間で配達できたのは約40個。不在者への電話確認、通行止めによるUターンなどで、順調に配達が進んでいなかった。

 途中で誤配達が見つかり、そ…

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この記事を書いた人
西岡臣
映像報道部
専門・関心分野
スポーツ、環境問題、経済