「しんどいのは自分よりある」 田中希実がドルーリーに伝えたいこと
第42回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会は14日、たけびしスタジアム京都発着の9区間42・195キロで争われ、宮城が2時間16分30秒で29年ぶり2度目の優勝を飾った。
昨年のこの大会で17人抜きを果たした岡山代表のドルーリー朱瑛里(津山高1年)が、実業団選手もエントリーした2区(4キロ)で区間5位と好走した。
同区間には「憧れの選手」と語る昨夏の世界選手権5000メートル8位入賞の田中希実(ニューバランス)も出場。ドルーリーは「たくさん刺激をもらいました」と振り返った。
この日は27番手でたすきを受けた。
「1~2キロが上りで、2キロ過ぎからが下り。レース展開としては下りでペースを上げていくつもりだったが、自分の走り自体に集中できなかった。そのあたりがいまいちだった」
本人の口からは反省の言葉ばかりが出たが、8人を抜いて19位でたすきをつないだ。
レース後には田中や国際大会の経験が豊富な山本有真(愛知・積水化学)らと交流したといい、「トップの選手が走る姿はかっこいい。そういう選手に私も少しでも近づきたい」。
1年前のこの大会で、ドルー…
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