市長も職員も「踊る公務員作戦」 沼津市の改革一気に進めた成功体験

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南島信也
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 市長が職員と踊りながらフォローを呼びかけ、若手職員がキレッキレの「ギリギリダンス」を披露する――。

 動画投稿アプリ「TikTok」の静岡県沼津市公式アカウントが今月、そんな動画を投稿した。29日には新たに満開のヒマワリ畑でのダンス動画がアップされた。何をめざしているのか。

 「SNSでバズるためにはどうしたらいいか」

 きっかけは、市をPRするために若手職員が懸命に考えて、たどり着いた「踊る公務員作戦」だという。

 若い世代に人気のTikTokを活用し、市のイメージづくりや定着を狙っている。

 企画や撮影、編集のすべてを外注ではなく職員が自ら担っているのも特徴だ。

 こうした取り組みは、中堅・若手職員の「市役所新時代創造プロジェクトチーム(PT)」による、広報改革の一環として生まれた。

キャッチフレーズは「お役所仕事もうウンザリ」

 PTは昨年5月、「お役所仕…

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