「すごい観客、楽しかった」 フェンシング銀の山田選手が知事訪問
パリ五輪のフェンシング・男子エペ団体で銀メダルを獲得した三重県鳥羽市出身の山田優選手(30)が27日、県庁を訪れ、一見勝之知事に結果を報告した。
山田選手は東京五輪の金メダルに続き2大会連続で同種目でメダルを勝ち取った。団体戦の決勝でハンガリーと対戦、同点のまま延長でポイントを奪われ惜敗した。
山田選手は県庁玄関前で職員から拍手で出迎えられ、一見知事から花束を受け取った。一見知事から「フェンシングの本場・フランスで日本人の山田選手がこんなに強いのかとわかった記念すべき大会。三重県の誇りです」と声を掛けられ、「東京五輪は無観客で寂しかったが、パリではすごい観客のなかで出来て楽しかった」と話した。
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県はパリ五輪に出場した県ゆかりの選手を表彰することを決めた。レスリング女子53キロ級の藤波朱理選手=四日市市出身=と体操男子の杉野正尭選手=津市出身=の両金メダリストは県民栄誉賞、山田優選手は県スポーツ栄誉大賞、体操女子の岡村真選手=津市出身=は県スポーツ栄誉賞、など。
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