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　新年用の絵入り年賀はがきの滋賀県版に、あの人気キャラクターが登場する。滋賀県彦根市役所で2日、報告会があった。

　絵は「彦根城とひこにゃん＆わるにゃんこ将軍」。わるにゃんこ将軍は、ひこにゃんになりすます悪役だ。原作者・もへろんさん（39）は「滋賀に良い縁を招き入れ、彦根城の世界遺産登録という福が来るストーリー。キャラクターに合うように、彦根城もかわいらしくデフォルメした。招き猫のひこにゃんと、悪役にひかれる人との双方に届けば」と話した。

　和田裕行市長は「県版にデザインしていただき、光栄だ。完売するようにPRする。デジタル時代だが、年賀はがきの伝統を守るアピールにもなる」とし、「今年は彦根城の世界遺産登録に向けて弾みがつく年。我々のおもてなし体制も必要だ」と話した。

　年賀はがきは11月1日から販売。寄付金付きの滋賀県版は県内の郵便局と郵便局のネットショップで。1枚90円で19万6千枚発行。