いまの「朝日川柳」は47年前、1977年に東京本社版で始まりました。初めは「日曜せんりゅう」と称し、週1回で5句の掲載でした。むろん、すべての投句がはがきで届く時代です。
間もなく掲載を7句に増やし、2年後には週2回にして「朝日せんりゅう」と改めました。そのあと週3回をへて、現在は週5回に落ち着いています。
古い掲載句を調べると、初期の入選者で今も投句を続けてくださっているかたが何人かおられます。東京都の尾根沢利男さん(80)もその一人で、中国残留日本人孤児の初訪日のときは〈戦争の影の長さが孤児の年〉の句が載りました。
古い新聞をめくって、他の投…
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