ノーベル賞、きょうは生理学・医学賞が決まる 「基礎」の業績に注目
野口憲太
近年の生理学・医学賞の業績を見ると、治療法の開発などに直接つながるものと、基礎研究として重要なものとが、1~2年おきに交互に選ばれている。また、登竜門とされる国際賞を2010年以降に取ったものが多い。
昨年は「mRNAワクチン」の実現に貢献する業績だった。今年は基礎的な業績に注目したい。
がん発症に関係する「エピジェネティクス」
候補の一つが「エピジェネテ…
近年の生理学・医学賞の業績を見ると、治療法の開発などに直接つながるものと、基礎研究として重要なものとが、1~2年おきに交互に選ばれている。また、登竜門とされる国際賞を2010年以降に取ったものが多い。
昨年は「mRNAワクチン」の実現に貢献する業績だった。今年は基礎的な業績に注目したい。
候補の一つが「エピジェネテ…