福島第一原発で燃料デブリ持ち上げ 事故後初「最難関」作業の一環

有料記事

玉木祥子
[PR]

 東京電力は30日、福島第一原発2号機の原子炉格納容器内で、溶け落ちた核燃料(燃料デブリ)を装置でつかみ、持ち上げた。初の燃料デブリの試験的取り出しの一環。今後、格納容器外の隔離箱に移し、専用容器に入れ、茨城県内の分析施設に運ぶ。

 非常に強い放射線を出す燃料デブリの取り出しは廃炉の「最難関」の作業とされ、今回が2011年の原発事故後初めての試みとなる。東電は今回の試験的取り出しで3グラム以下の小石状のデブリの採取を目指す。

 今回取り出しに使う「釣りざ…

この記事は有料記事です。残り464文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら