「詩はさ、音楽だから」 群馬ゆかりの谷川俊太郎さん 各地に足跡

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高木智子 星井麻紀
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 詩人で、全国で数多くの学校の校歌を手がけてきた谷川俊太郎さんが亡くなった。群馬県内に別荘を持っていた谷川さんは、県内でもいくつもの学校に校歌を残し、交流を重ねていた。

 伊勢崎市立四ツ葉学園中等教育学校の校歌は、谷川さんの作詞だ。

 前身の市立伊勢崎高校が女子高から改編される時に、校歌を新たにつくることになった。当初は公募したが採用に至らず、優れた現代詩に贈られる萩原朔太郎賞の最初の受賞者である谷川さんに「月並みな校歌ではなく、若い心に訴える独創的なものを」と依頼したという。

 校歌は1994年1月に完成…

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この記事を書いた人
星井麻紀
前橋総局
専門・関心分野
ロシア、平和、自然保護、まちづくり