新潟県聖籠町の空き家の土中に遺棄された遺体、事件に複数人が関与か

山崎靖
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 新潟県聖籠町次第浜の空き家の敷地内で男性の遺体が見つかった死体遺棄事件で、犯行には複数人が関わった可能性があることが18日、捜査関係者への取材で分かった。現場の空き家には1カ月ほど前に複数の人物が出入りをしていたとの目撃情報もあり、捜査本部で関連を調べている。

 県警によると、新潟市中央区で一人暮らしをしていた70代の男性が10月中旬から行方不明になっており、遺体はこの男性の可能性があるという。県警は17日に95人態勢の捜査本部を新潟署に設置し、遺体の身元確認や行方不明男性との関係などを捜査している。

 県警によると、行方不明男性について捜査を進めたところ、男性の遺体が聖籠町の空き家やその周辺に遺棄された可能性が高いことが判明。こうした情報をもとに空き家を捜索したところ、16日午後4時半ごろに遺体を発見した。

 捜査関係者によると、遺体が見つかった空き家には1カ月ほど前に複数の人物が出入りをする様子が目撃されていた。その他の捜査状況も踏まえると、事件には複数の人物が関わっている可能性があるという。捜査本部では、目撃された際の様子と事件との関わりなどを含め、経緯を捜査している。

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