トヨタ、米大統領就任式に1.6億円寄付へ 政権との関係構築狙いか

稲垣千駿
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 トヨタ自動車は25日、来年1月のトランプ次期米大統領の就任式に100万ドル(約1億5700万円)を寄付すると明らかにした。米国ではトランプ政権との関係構築を狙い、大手企業の間で寄付の動きが広がっている。

 ロイター通信によると、自動車大手では米ゼネラル・モーターズ(GM)や米フォード・モーターが100万ドルを寄付する計画。トヨタの北米法人は「多くの企業と同様に、米国における当社の存在感の深まりを反映し、就任式を支援できることをうれしく思う」との声明を出した。

 トランプ氏は大統領就任後、メキシコカナダからの輸入品に25%の関税を課す方針を示している。トヨタを含む自動車メーカーの多くが生産拠点を構え、米国に輸出しており、経営への影響が懸念されている。

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この記事を書いた人
稲垣千駿
経済部|トヨタ自動車担当
専門・関心分野
自動車・証券業界、企業統治、金融政策