「演歌の女王」原点のキャバレーでしのぶ 八代亜紀さん一周忌を前に

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今村建二
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 「演歌の女王」と呼ばれた歌手八代亜紀さんが73歳で亡くなってから30日で1年になる。デビュー前に初めてステージで歌った原点のキャバレー「ニュー白馬」(熊本県八代市)では一周忌を前にした26日夜、彼女をしのぶコンサート「八代亜紀メモリアルナイト」が開かれた。

 繁華街の一角にある会場には、長年のファンや地元の知人らが集まり、175人収容の客席は開場と同時に満席になった。

 第1部は、八代さんのアナログ音源を高性能の音響機器で再生する「レコードコンサート」。所属事務所の大野誠社長と、プロデューサーの立川直樹さんが曲の背景を解説。「おんな港町」「雨の慕情」などのヒット曲がかかると、本物のライブさながらに「亜紀ちゃーん」とかけ声が飛んだ。

 「舟唄」では、録音のつぎはぎを嫌う八代さんが収録では3回しか歌わなかったという「秘話」を大野社長が紹介した。

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この記事を書いた人
今村建二
水俣支局長|水俣病・環境担当
専門・関心分野
地方政治、環境