(フランス総選挙 エリートと右翼:1)唐突な解散、賭けに負けたマクロン大統領

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 すべての始まりは6月9日、欧州連合(EU)の議会選で、右翼政党「国民連合(RN)」に歴史的大敗を喫したことだった。

 「未来のために団結して抵抗するフランスを信じる」。マクロン大統領(46)はその日の夜、国民に向けてこう語りかけ、国民議会(下院)の解散を表明した。誰もが予想し得ないことだった。

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