飛騨地方に伝わる伝統の正月飾り「花もち」の生産が岐阜県高山市で最盛期を迎えている。「飛騨の花もち組合」高山工房では、雑木や柳などの枝に幅１センチほどに切った紅白の餅を一つひとつ巻き付けていた。雪深い飛騨では生花が少なく、餅で代用したのが始まりという。中野純江さん（５０）は「ようやく寒くなって餅の乾…