(評・舞台)二兎社「こんばんは、父さん」 父子の対話、見えた再生の希望

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 時代の空気や違和感、個人の尊厳など、見過ごせない問題を独自の視点でユーモアをもって描いてきた永井愛。「こんばんは、父さん」からは経済格差や家族問題が浮かび上がる。

 時間が止まったような工場の廃虚が舞台(美術・大田創)。富士夫(風間杜夫)は部品作りの技術者で工場を経営してきたが破産し、家族から離れ…

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