16日の3回戦に向け、霞ケ浦と滋賀学園の両監督が紙面対談
(16日、第106回全国高校野球選手権大会 茨城・霞ケ浦―滋賀学園)
第106回全国高校野球選手権大会に出場する茨城代表の霞ケ浦は、大会10日目の16日の第4試合で滋賀学園との3回戦に臨む。霞ケ浦の高橋祐二監督(65)と、滋賀学園の山口達也監督(53)に相手校の印象を尋ね、紙上対談の形でまとめた。
――相手の印象は
高橋「過去の印象では打撃にたけたチーム。ただ、今年は守備型と聞くし、2回戦で花巻東を5―0で完封している。胸を借りるつもりで臨みたい」
山口「左の市村(才樹)投手と右の真仲(唯歩)投手のダブルエースが、初戦で智弁和歌山打線を翻弄(ほんろう)した。いかに粘り強くランナーをためるかがキーになる」
――相手の注目選手は
高橋「右の本格派と左の軟投派の投手がいて、内野の守りも堅い。打線も花巻東戦で14安打を放っていて、打順に関係なく、まんべんなく打ってくる印象。気が抜けない相手です」
山口「セカンドの森田(瑞貴)選手とサードの雲井(脩斗)選手が要チェック。初戦を見ている限りでは、その辺りが攻撃の柱になっているように思う」
――自チームでキーポイントになる選手は
高橋「うちは外野の選手が少なく、初戦のように足がつったりトラブルが起きたりすると非常に困ってしまう。想定外のことが起きても、みんなでカバーして戦いたい」
山口「もうちょっと下位打線が機能すれば、もっと得点力がアップすると思う」
――理想の試合展開は
高橋「ロースコア、それしか考えられません」
山口「あまりたくさん点は取れないと思うので、隙を見つけたい。守備型のチームなので、できればロースコアに持ち込みたい」
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