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カルロス・ゴーン・ビシャラ。カリスマ経営者として知られた男の本名である。「ビシャラ」は、商売で身を立てた祖父から受け継いだ名だ。ブラジル生まれ、レバノン育ち。フランスで学び、日仏自動車連合のトップに上り詰めた男が刑事被告人になるまでの軌跡を追った。(笠井哲也、千葉卓朗、大鹿靖明、木村聡史、渡辺丘)
作成:2019年7月8日
アクリル板越しに姿を見せた日産自動車前会長のカルロス・ゴーンは黒いジャージーの上下を着ていた。 2月19日、東京・小菅の東京拘置所。会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された後も勾留が続いていたゴー…[続きを読む]
レバノンの首都ベイルートの中心部から車で15分ほど。小高い丘の上に、イエズス会系の学校「コレージュ・ノートルダム」の石造りの校舎が見えてくる。1953年に建てられた校舎は、75年からの内戦で多少の被…[続きを読む]
2002年5月の月曜日。フランス最高峰の理系専門校「エコール・デ・ミーヌ(国立高等鉱業学校)」元学部長のジルベール・フラードは、日産自動車が当時本社を構えていた東京・東銀座に教え子のカルロス・ゴーン…[続きを読む]
1999年3月、パリのシャルル・ドゴール空港に隣接したシェラトンホテルの会議室。日産自動車社長(当時)の塙義一(はなわよしかず)と、仏自動車大手ルノー会長(同)のルイ・シュバイツァーが資本提携に向け…[続きを読む]
2005年4月29日。日産自動車の社長兼CEO(最高経営責任者)に就いていたカルロス・ゴーンのキャリアに大きな節目が訪れた。日産をV字回復に導いた功績を認められ、仏ルノーの9代目CEOを兼務すること…[続きを読む]
レバノンに逃亡した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)の主張を受け、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が社説で日本の刑事司法制度を批判したことに対し、森雅子法相は「制度を正確に踏…[続きを読む]
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が逃亡した事件で、前会長の弁護人だった弘中惇一郎弁護士は31日、前会長が弘中氏の事務所で協力者と逃亡の相談をした疑いがあると東京地検が主張したことについ…[続きを読む]
様々な工作をこらし、日本の出入国管理をすり抜けた日産自動車の前会長カルロス・ゴーン(65)の逃亡。だが関係者の間では、以前からこうささやかれていた。 ゴーンが逃げるならレバノンだ――。 ◇ 大…[続きを読む]
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