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「先刻、イラク軍がクウェート国境を越え、クウェート領内3キロまで侵攻」 90年8月2日。日本時間午前11時半、冷戦直後の世界を激震させた湾岸危機の一報が、米国務省からワシントンの日本大使館に飛び込ん…[続きを読む]
イラク包囲の動きが加速し、邦人「人質」問題が深刻化していた。打開すべく、中曽根康弘元首相のイラク訪問が浮上した。 政府特使派遣による個別交渉は国際協調を乱す恐れがあった。公開されたこの件に関するファ…[続きを読む]
中曽根氏のイラク訪問と同じ90年11月上旬、海部首相から「各国と突っ込んだ意見交換を」との密命を受け、世界を飛び回ったのが小和田恒外務審議官だった。次官級の外交官によるソ連や欧米との情報戦が一連の「…[続きを読む]
海部氏自らブッシュ氏に約束した国連平和協力法案は、90年10月16日、臨時国会に提出。海部氏は会見などで「自衛隊の海外派遣は考えていない」と語っていたが、政府と自民党で検討の末、自衛隊員に平和協力隊…[続きを読む]
作成からの「30年ルール」で2021年12月に公開された外交文書。対象となる1990年前後は、冷戦終結から湾岸危機に至る激動期だった。文書に含まれる日米間の三つの重要な会談録を、当時外務省北米局長だ…[続きを読む]
「中国は理解してない…」人権問題、海部氏とブッシュ氏が語った悩み
2021年12月22日海部首相に「ぜひ助力を」 貿易摩擦解消へ、ブッシュ氏の圧力克明に
2021年12月22日「日程リーク」米国に猛抗議 90年首脳会談、外務省のドタバタ記録
2021年12月22日思いやり予算「増額を」、海部氏に迫るブッシュ氏 ちらつかせたのは
2021年12月23日幻の「アジア・太平洋集団安保構想」 湾岸危機のさなか、謎多き文書(2021/12/23)
国交正常化交渉へ「政策転換」 90年金丸訪朝時、北朝鮮側が言及(2021/12/23)
海部首相がローマ教皇から受けた助言は 欧州歴訪で冷戦後の役割探る(2021/12/24)
今後はカネ出すだけじゃない カンボジア和平会議開催までの奮闘記(2021/12/25)
「日本は世界平和に貢献していく」旧敵国条項の削除、米へ異例の打診(2021/12/26)
30年経った記録が毎年公開される外務省の外交文書公開が、2021年12月にありました。今回の公開対象は、米ソが対立した冷戦が終わって間もない国際社会の激動期。見どころを取材班キャップの藤田直央・編集委員が話します。朝日新聞ポッドキャストで…[続きを読む]
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