2006-01-01から1年間の記事一覧
A.音程というのは、2音間の隔たりですので、正しくは(ピッチ)で、固定度のドレミ…がわかることと、さらに声に出せることなどを示します。ただし、絶対音感自体、定義もあいまいなものです。
A.体と声を結びつけるトレーニングと歌唱時の発声とは分けてください。しぜんに響く分にはかまいません。響きも加えないと、ピッチが保ちにくくなります。
A.セリア(悲劇)とブッファ(喜劇)に分かれていて登場人物の心情を歌うシーンが見どころ、聞きどころとしてストーリーの中に何箇所か出てきます。日本語では朗唱、イタリア語ではアリアといいます。歌詞の内容は恋愛や恋人への愛の気持ち、自己の悩み、…
A.腰に両手を当てて側面が横に広がるように、鼻からゆっくり空気を吸ってみてください。寝た状態でやると、より効果的です。そして、またゆっくりと口笛を吹く感じで、8秒、12秒、16秒と息を吐く時間を伸ばしていきます。すると、声が息にのってしぜんに、や…
A.楽器と違って歌は歩きながらでも、呼吸と腰の支えの意識、待ち時間でハミングの練習、駅の階段で腹筋など、さまざまなトレーニングが可能です。工夫してみましょう。レッスンを受身にするのではなく、自分でトレーニング法を考えたり、オリジナルの個性…
A.のどがつまるというのは余計な力が働いています。練習で声を出す前に、一つの方法として、「あくび」をしてみましょう。オーバーに、顔中をくしゃくしゃにするくらいの勢いで、意識的に「大あくび」をしてください。そうすると、口の中が広がっていくだ…
A.発声練習のときは冷たい飲み物などはのどを冷やすからよくないといわれます。しかし熱すぎる飲み物も、声がかすれる、カサカサするなど気をつけたほうがよいようです。常温かぬるい程度で潤すぐらいにして、「あれ、声がでにくいな」と思ったら、思い切…
A.声が定まり難い原因のひとつに、「声が拡散気味」であることが考えられます。 どういうときに声が拡散するかといえば、口が必要以上に開いている・息を多く吐いてしまっている…などがあげられます。また拡散ではありませんが、腹筋や横隔膜の支えがふらつ…
A.練習の際はテープやMD等に録音して、自分の声を確認し矯正していきましょう。これは可能ですし、必要なことです。なぜなら自分の耳(内耳)に聞こえる声と、実際に発して外(空間)にでている声の感じは異なるからです。そこで、自分の声を聞こうとし…
A.その苦手な音やその音の周辺を一音一音取り出して、キーボードに合わせて歌います。自分の得意な母音で練習するのが良いでしょう。丹念にピアノ・キーボード等の音程と合うまで繰り返しましょう。周辺音域を取り込んで徐々に範囲を広げていきます。発声で…
A.声を引いている感覚があるのであれば、声と息を前に流す方向にしていきましょう。ただし、声を前に出す=喉で押す、ではありません。しっかりと横隔膜や丹田で支えて、息を身体の芯から流すことで、自分の声を膨らませてください。声量を身につけること…
A.音が下がる時には逆に身体のポジションや気持ち(ピッチが下がらないようにする、という意思)は、上に昇る、昇っていくというイメージを持つことです。イメージを持つだけでは、と思われるかも知れませんが、意識的に音が下がらないようにと、思うこと…
A.声帯はとてもデリケートで腫れたり炎症を起こしたときは安静が一番です。無理に声を出して、次の日に練習ができなくなってしまうより、我慢して大事をとったほうがよかったのに、ということもあります。 そのような時は発想を変えて、普段の自分の練習を…
A.まず椅子に座っておなかの横に両手を軽くあて、そこに息がたまるように「1、2」と2秒間で深く吸います。この時よく言われるのが横隔膜を横に広げる感覚を覚えることです。次に8秒間かけて均等に息を吐いていきます。この時「均等に」というのがとても大…
A.いきなり声を出して「歌おう」とすると誰でも体がついていきません。軽くストレッチをして、次にハミングで軽く出していきます。体と喉の周りがほぐれてきた状態で声が引っかかるというのは、「息の流れ」が止まっている、もしくは足りないのが原因と考…
A.姿勢が悪いと、本来ならば息が体をまっすぐ一本通り抜けるところが息の線が曲がってしまい思うように声が出ない、出している割には声が遠くに飛ばない、喉が疲れやすいなどという実感が出てくるようです。日常の生活の中で心がければ直ることが多いです…
A.音域は正直、一概にここまで拡がるとは言い切れません。音声学には「低声区」「中声区」「高声区」に分かれます。基本的に低声区は持って生まれた声帯で決まってしまい、下にはあまり拡げることはできません。その代わり高声区で音域を拡げてあげるので…
A.「苦手だ」と思っていると、その意識を取り除くのは、結構難しいことです。まず声を出すとき、出しやすい母音で練習してみてください。次にその得意な母音を歌ったポジションのまま、不得意な母音を出してみてください。ただ、普通に苦手な母音を練習す…
A.過剰に息がでていれば当然、シャーシャーと息もれしてしまいます。声を息のバランスを同等にすること、そして声を拡散せず、「集めて」(のどで集めることではありません)、「集める」という意識を持った上で、再度、声にしたり、歌にしたりしてみてく…
A.どこでもできる方法としては、ハミング(鼻にかける・あてるようにしっかりと)があります。入浴中、家事中、移動中など、いつも行っている発声パターンをハミングで、また練習中の曲の苦手な箇所をハミングで、繰り返しやってみましょう。この際、音量…
A.歌は身体が楽器と言われるように、身体の調子は少なからず声や歌に影響すると考えてよいでしょう。年齢が若ければ多少のことは「若さ」でカバーできることもあります。しかし、明らかな睡眠不足では如実に声や歌に反映してしまいます。睡眠によって、喉…
A.発声の仕方や方法が、音の高さによって少しずつ変わっていったり、微妙に変化するというのは当然です。むしろ、どのような音であってもいかに「無理なく無駄なく」よい音が出せるのかが重要ではないかと思います。低音部のポジションのままで高音が綺麗…
A.声はたった一声でも、口の形、ポジション、響かせ方など、様々な条件下でいろいろな音質をつくり出させてしまいます。そのため、どの音色が正しいのかと判断に迷ってしまうものです。しかし、発声、つまり声の出し方については、まったく変わりようがな…
A.声はどんな出し方でも音が鳴れば、声を出したことになります。要はその出す音の質の問題なのです。その質とは「声帯がしっかりと振動した深い声」と認識しています。誰のまねでもなく、その方にしか作り出せない声質を知って欲しいのです。皆、顔を違う…
A.あこがれるのはよいのですが、人それぞれ持っている声帯、体型など違うのです。矯正してまでまねていくより、まず自分の持っているものを生かし、作り上げていくことがより魅力的なことだと考えます。それこそ、まさに個性だと思っています。もし、誰か…
A.体というか呼吸だから、似てはいます。ただ、呼吸もいろいろな使い方がある。大きく見せるということは、単に呼吸を大きく使うよりも、スピードを上げて、それからゆっくりと落としてみたり、そういうひとつのフレーズの動かし方で見せていくことです。
A.先に発声、歌声で深まり、普段の声が深まったのはかなり後のことです。トレーニングのみ集中していました。
A.高音での喉荒れには、多くは疲れ、使いすぎ、発声の時間や量、強さの違いなど、さまざまな原因があります。以前と異なる状態が出たら、何の条件が違ったのかを自分でチェックすることです。タンとは関係ないと思われますが、気になるなら耳鼻咽喉科へ行く…
A.歌っていないからといって、声帯に特別に悪影響はありません。ただ、歌うために少しずつ調整は必要となります。筋肉ですから使わないと衰えます。
A.演歌や唱歌のビブラートや、全音符、2分音符の処理の仕方などにみられます。ピッチ(音高、高低アクセント)中心で、母音が多いせいもあります。