2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧
A.それは基本的なトレーニングの部分で解決するでしょう。どこまでのことを要求するかということにもよります。簡単な問題なようで、呼吸には複雑なことが絡み合っています。吸える、吸えないということになると、表現や歌がどこまでのことを要求していて…
A.とにかく、体や声の管理です。本番でよりよく出せなければいけない。オーディションもすぐに出さなければいけない、それに対してどう備えればよいかということは、自分自身で知る努力はしています。それこそが個々のノウハウです。体調によっても違って…
A.それで歌がうまくいかないとしたら、呼吸の問題なのか体調が悪いのか、体調が悪いときは集中力も含めて身体機能そのものが落ちているわけです。多くの人は寝不足だったり、よく食べていなかったら、調子がいいときより、短くなると思います。息が保てた…
A.体調はモチベーションやテンションとも関ってくることで、どこまで客観的に掴めるかということは難しい問題です。思いこみの部分でそうなってくる人もいます。ノートをつけて、一番いい体調というのを基準としたときに、どのくらい悪いかを知りましょう…
A.最大の肺活量というものが、よく誤解されています。成人したときの体格でほぼ決まっています。それと喘息のことというのは別問題でしょう。伸ばすと息が、咳き込むということと違うのであれば、喘息と若干関係してくるかもしれません。
A.そのことと歌うこととの関連性です。長く息を出すということに関しては、20秒だったり30秒だったりするわけですが、実際、歌の中でそんなに伸ばすということはないです。
A.知人を通じて医師に確認したところ、そういう文献はないそうです。ただ、飲食物については、その人の体質なども関係するので、安易には答えられません。温かいということとリラックス効果というのなら、よいのではないでしょうか。 私の信頼する専門家は…
A.何歳でも、ベースや基本が足りないと感じたときに、ここを利用するのはかまいません。早いほうがいいのは確かです。順番があるわけでないです。「基本から」といわれても、本人にその気がないときは断わります。10代なら体のこともやったほうがいいで…
A.もはや音の中だけでみていくのは難しい時代です。映画にしろ、音楽コンサートを聞きにいくにしろ、自分の私的な感情や、その日の気分やその頃の状況が全部、歌は入ってきます。日本の場合は、声以外のところにいろいろと入れすぎているという気はします…
A.課題で取り上げるなら、5人いたらできるだけ5人がバラバラの方向にいくのもいいのです。5人とも合唱経験者なら、どうしても似て全部そろっていってしまいます。日本の場合、それが上達のようになっています。それでは本当の答えを消すことになってし…
A.歌が本当にうまい人、声がよいヴォーカリストを真似ていくだけでは、なかなか勉強になりません。味のあるヴォーカリストはどう味を出しているか、それは真似て練習するにも、普通で歌ったら正しくきれいにうまく歌えることにも、全く別のこんなふうなパ…
A.ヴォーカルは、音楽を勉強したからといってできるわけではないのです。何が人を引きつけるのか、何が効果として表れるのかということを知っていくことです。 オペラや声楽の人も、何かに頼りすぎてしまいがちでしょう。声のことをやりすぎたために、全部…
A.自由に歌えるような状況ができてからが一番おもしろいのです。日本の歌やミュージカルは通り過ぎていってしまって、何もあとに残していかないことも多いですね。せっかく自由になりそうだと思っても、本人も気付かずお客さんも期待せず見逃しています。…
A.楽器の人はわかるはずですが、歌に関して、あまり音の構成という見方は日本の場合、されていません。他の国の歌い手は、自分の声の音色をどう選ぼうかとか、どうおこうか、効果的にするにはどうするかに散々頭を費やすのです。我々は残念ながら、音が届…
A.流れを作って、できるだけその流れに乗っていくことです。一度流れができてきたら、その流れを損ねないようにして、それが弱まってきたり、一本調子になってきたら、また新しいものをその延長線上で鋭くいれるのです。一つひとつの部分で何もやらなくて…
A.短いフレーズで2行くらいならやりやすいでしょう。1曲全部になってくると声で歌わされているみたいになってきます。声が目立ちすぎるのもよくないし、間が抜けてしまうのもよくありません。 一本調子になってくるし、テンポを守ろうとしているようにな…
A.感心することがあるとしたら、そこまでいろいろとぶっ壊して、自由な空間ができ、そこで音からそれていないケースです。肝心なところできっちり戻せなかったらデタラメということになってしまいます。サラボーンやサッチモもそうでしょう。いわゆる型破…
A.声楽やヴォイストレーニングをやるというのは、本来はメロディや音程よりも、そこから自由になるために優先されることなのです。リズムがとれない人は、リズムから自由になれないからリズムのトレーニングをやります。声も同じです。 日本人は真面目なの…
A.無理なことをすることで伸び悩んでしまわなければ、何をしてもよいです。 ヴォイストレーニングからいうと、できるだけ無理なところはトレーニングの中でも応用として調子のよいときにやり、やりすぎないように注意しましょう。基本的なところは今、確実…
A.できるだけ歌い手としては音楽からつくりたいものです。日本の場合は、言葉の表現やその人の心やその辺の雰囲気で負っています。それを持っている歌い手でも、その人の世界が聞こえてこないと成り立ちません。その人の世界観も大切です。 歌の場合は構成…
A.これはややこしいところはあります。 昔はどんな曲を与えても、他の人よりもうまく歌える人をプロといっていました。流しのプロやクラブ歌手はそういう人です。 今は自分の歌だけ自分らしく歌えたらいいのです。ある意味で、声の基本は必ずしも充分では…
A.歌うときには、現場の方が優先です。正しいところで歌うのかというと、違ってきます。ただ、正しくうまく歌えばいいということでない。本来は、自分のもって生まれた体のところで、それをより応用できる力をつけて器を大きくしていくのです。自分とあま…
A.例えばクラシックでオペラをやっていこうという人は、その世界から求められる声やその使い方が決まっていくものです。役割から、こんな輝きの声を期待されているなどと、テノールの音域でバスの声質という人は不利になってきます。ポップスは声域という…
A.プロというものが定義できるなら、それは決して優秀とか優秀でないでしょう。定義するなら、自分だけが正しいこと、他の人がやったら間違いだけど、自分の歌の中だけでは許されることを見つけてやっている人でしょう。 B′zの真似をすると、もちろん、…
A.ここは、いつでも過渡期とは思います。もっとシンプルにしていきたいと思いつつ、いらっしゃる方は多彩になってきているのが現状だと思います。どんどんと新しい分野の方がこられます。エスニックな方や邦楽の方も多くなっています。エスニックや邦楽の…
A.今、自分が持っている声の中で比較的使いやすい声、理想的に出ている声を、まずはきっかけとします。例えば、今日レコーディングしなければいけないといったときに、「この声でやってください」、「ここはこうやりましょう」というのは、決まります。こ…
A.手痛い失敗もたくさんしてきました。たくさんのグループでもやってきました。生徒もトレーナーたちもどこよりも比べてフィードバックしてきたつもりです。ここにいらっしゃる人は、レベルも年齢も目的も違います。 日本のプロはおろか、世界のプロがここ…
A.当人がもともと高いところを持って生まれて、そこで楽に相手に優しく語りかけるようにして、歌える人が歌う分には構いません。しかし、みんな自分にないものを求めます。 自分が苦手なものは克服した方がいいのですが、大した武器にはなりません。自分が…
A.そう歌ったらうまいのはわかるが、もっとこういうことに気づいたらいいとアドバイスします。素人のお客なら「クラシック出身でうまいですね」と感動するでしょう。でも私は根本的に違っていると思います。「こうしてみたらどうですか」と、もっと自然に…
A.それぞれの思惑の中でやっているのでしょうから、いらっしゃったら手伝います。来たらいい、来られないからよくないというのではないと思います。それぞれのトレーナーは、それぞれのメニュと判断力を持っています。どことも違う特色は、ここは私一人だ…