2025-01-01から1ヶ月間の記事一覧
A. 目というのは、編集機能があります。ただし、音は1秒1秒です。デフォルメされるといっても、目で見る漫画ほどではありません。声を編集してみると、リアリティーがなくなりやすいわけです。
A. 歌というのは、音の世界で進行しますから、時系列であり、論理的であるわけです。 ただ、それが、心に働きかける表現になるときには、瞬時に起きます。時間軸を破ってしまうわけです。 歌い手は音楽とともに、時系列で歌を進めているわけです。聞き手も…
A. 古武術の甲野先生が、カルメン・マキさんの「空へ」を聞いたとき、身体が、交通事故で割れるフロントガラスのように、その一片一片が、一瞬でざっと変わる感覚が得られたことから、新しい身体の動きを発見しました。 説明は難しいのですが、時系列でなく…
A. レッスンをしないよりは、レッスンをする方が上達するでしょう。 多くの場合レッスンというのは、トレーニングのために行うものです。 特に、身体能力を開発していくものについては、レッスンはチェックと課題出しが中心です。その他の時間でトレーニン…
A. レッスンを受けるということは、そのレッスン時間で与えられるものが、とりあえずは、価値です。成果として、何かが得られる、という意味では、その時間単価に相当するものが与えられることだと思います。でも長期的に創造していく芸術活動ですから、成…
A. かなりの個人差があります。最初の段階で、かなり多様な差があります。ここがゼロから始められる楽器などと違うところです。 上達を目指して行うわけですから、上達していきますが、何事においても、そこにはかなりの差が生じるのが、現実です。トレーナ…
A. それを決めるのは、最終的には本人だと思います。確かに最初に希望目的を示されると、トレーナーは、その目的とのギャップを埋めるためのレッスンをします。メニュを与え、トレーニングの仕方を教えます。だからといって、そのトレーニングをどのくらい…
A. よくなろうとして受けるわけですから、また、よくないものだったら受けないでしょうから、普通に考えたら、よくなるものだと思います。 受ければ受けるほどというのでは、あまり力がないときは、時間や量と成果は比例すると思います。しかし、あるところ…
A. 私も、学校やカルチャーセンターで年間の講義を依頼されるときには、そういったものを提出させられます。けれども、実際には、参加者の状況に応じて、ずいぶんと変えることになります。知識を習得させるわけではないからです。現場で相手あってのものに…
A. 書籍が出版されていますから、参考にするとよいでしょう。 そこでは、順番にメニュが書いてあり、一覧になっているわけです。 ブログも参考にしてみるとよいでしょう。しかし、参考にすぎません。
A. 個人レッスンでは、相手に合わせて、トレーナーがカリキュラムを調整していきます。 ただし、最初からカリキュラムというのが決まっていると、相手にとって、最もよいレッスンには、なかなかなりえません。
A. いえ、たとえば、なんでも決めてくれ、マニュアル化してくれ、規則を作ってくれというのは、頭が柔らかいのではありません。自分の頭で考えたくないから、面倒だからです。柔らかいというのは、相手の考えや意見も活かして、柔軟に考えられることです。
A. 頭が固いことが、よくないのではありません。それは頭が固いことでメリットがあるからです。簡単にいうと、世の中で生きていくのにも、頭が固い方がよいのです。 ただ、学ぶためには、自分の考え方に固執しすぎないことです。
A. それはきっと考えるための前提が異なっていると思うのです。あなたの考えがあり、それと違う考えがあるということを認めないので、自分の頭で考えてしまうわけです。 それを頭が固いと言います。
A. 運動と同じで、一見すると、これまで以上に力を使うことだと思われますが、 そのためにこそ、力を抜くことから始めなければいけないのです。 声を出すことも同じように考えてみてください。
A. それは自分なりに学んでいくしかありません。学び方にも、身体で学ぶ、心で学ぶ、頭で学ぶといろんな学び方があります。その人によって得意不得意もあるのでしょう。自分のやり方から始めてよいのですが、それで限界になれば、学び方を変えてみるとよい…
A. たとえば、真っ暗な時に、力を入れて手探りをする人はいないでしょう。 力を抜かないと情報を得ることができないので、センサー能力が落ちます。 リラックスをすることが求められるわけです。
A. アルファベットに比べると、漢字では、ビジュアル的に捉えられます。 日本人は、絵文字やイラストが得意です。 西洋人にとっては、黙読というのは、大発見だったのです。 昔は、必ず音読していて、時間がかかったのです。 ところが、日本語や漢字は、速…
A. 歌声の場合は、どうしても純正律によった方がよいわけです。しかし、プレイヤーと合わせるとなると、そこでズレが生じるわけです。 音程を優先して歌うだけでは、正確ゆえに味気ない歌になることもあるでしょう。
A. 2つの音を正しく取り、その音の隔たりが正しければ、音は合っているといえます。しかし、それは、必ずしも心地よい歌唱フレーズ、メロディとして生きてくるとは限らないわけです。
A. テンポと強拍のところを覚えます。時間の中で等間隔に刻んでいき、そこに強弱をつけていくわけです。しかし、それでは、ただのリズムであって、生きているリズムではないわけです。