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ペレシフォラに属している二種のサボテン、「銀牡丹」と「精巧丸」。いずれも硬質サボテンで成長が極めて遅いです。<精巧丸> 二本の苗を維持しています。実生7年生ぐらいだと思いますが、直径は3cm程度。名前も姿も精巧殿に良く似ていますが、こちらの方がゲジゲジの大きさが大で、よくよく見ると不気味です。<銀牡丹> こちらは7年生の実生苗が三本。群生株はガッテンさんからのものです。実生苗の大きさは3.5~4cm...
サボテンの刺の中には拡大してみると多足類の「ゲジゲジ」を思わせるようなものがいくつかあります。うちの温室でいくつかのゲジゲジを撮影してみました。さて、これらのゲジゲジはどのサボテンのものでしょうか?<1><2><3><4><5>正解は以下の通りです。<1>白斜子<2> バラ丸<3> 精巧殿<4> 精巧丸<5> 精巧殿錦いくつ正解できましたか? 3つ以上正解でしたらあなたはかなりのサボテン通です。ご訪問くださ...
2015年に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」が元気に育っています。自根の二本の苗が残っています。現在の球体直径は2.5cm程度です。気温の上昇とともに球体が丸々と膨らんできました。下は今年4月に開花した時の画像です。実生9年目にして遅ればせながらの初開花でした。で、注目しているのは球体下部の膨らみ具合で、この時は未だ可成りへこんでおりました。中々大きくならないのが本種の特徴ですが、硬質の球体でなかなか...
2015年に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」がやっと開花しました。実生9年生にして初開花です。嬉しいので角度を変えて二画像とってみました。豪華さこそありませんが清楚なピンク色の花です。ちなみにこの精巧丸と同属(ペレシフォラ)で、同一時期に実生した銀牡丹が同時開花していますのでその画像を見てみましょう。やはり同じような印象の花ですが、こちらの方がやや赤みが濃いですね。両種は同属同士ですので交配すれ...
2015年に実生したペレシフォラ属の「精巧丸」と「銀牡丹」です。実生した年の画像が残っていました。左側の二列が銀牡丹、右側の二列が精巧丸です。成長が遅くなかなかうまく育たないこれ等のペレシフォラ属たち。9年後の現在、精巧丸の苗が2本、銀牡丹が3本生き残っています。やっとこさ生き残っているという感触です。<精巧丸> 球体の直径は2cm程です。実生9年目にして初めて蕾を揚げてきました。どんな花が咲くの...
色々なサボテンの実生に取り組んでいますが、成長が遅いものベスト5に入るのが今日のブログに登場する「精巧丸」、及び「銀牡丹」です。いずれも「ペレシフォラ属」の硬質サボテンで、成長は気が遠くなるほど遅いです。<精巧丸> 実生6年生の自根株二苗です。名前も姿もツルビニカルプスの「精巧殿」とよく似ています。成長の遅い精巧殿よりさらに成長が遅く、球体表面の”ゲジゲジ”はやや細長いです。この精巧丸でいつも不思議...
精巧丸の実生自根苗二本。実生してからかれこれ6~7年経過しているはずですが、なかなか目立って大きくなりません。しかしデジカメの顕微鏡モードで撮影するととてもきれいなサボテンであることが分かります。球体表面上全面に青白いゲジゲジがびっしりと張り付いています。これが「自然の造形」というものなのでしょう。とても植物とは思えない姿です。このゲジゲジの新鮮さを保つためにも毎年一定の成長をしてもらわなければなり...
表題の「ペレシフォラ実生苗二種」、といってもペレシフォラ属のサボテンは二種しかありません。「銀牡丹」と「精巧丸」です。これらのサボテンの種子はたまにヤフオクに出品されます。5~6年前に目ざとく見つけて落札。実生してきました。これらのサボテンの実生、なかなか手ごわいです。<精巧丸><銀牡丹>それぞれ20粒ほどの種子を蒔いたはずですが現在まで生き残っているのはそれぞれ2株/3株です。これだけ数少ないと接...
中々大きく育たないペレキフォラ属の「精巧丸」。接写で写してみました。二本の苗がありますがいずれも球体の直径は1cm、高さ2.5cm程度です。注目したのはゲジゲジ(の様な組織)の重なり方です。先に出た(古い方の)ゲジゲジが新しいゲジゲジの上にかぶさっています。この関係は成長開始の成長点の部分から球体下側方向にかけて一定です。では、同じようなゲジゲジが現れる精巧殿ではどのようになっているでしょうか。次の画...