2021/04/19
核融合炉の危険性と問題性について
日本では、核融合炉の研究がかなり前から続けられていますが、核融合炉は、核融合によって発生する高エネルギーの中性子線で核融合炉を構成する部材が耐えられないし、高速中性子でお湯を沸かして発電するようですが、高速中性子は透過力が高いため、発電効率が原発よりもさらに悪く、おまけに発電ユニットの実証実験も全く出来ていないのではないでしょうか。*1
また、核融合炉ではベリリウムを使って中性子を倍増してリチウムに中性子を照射して核分裂させて、核融合に必要なトリチウムを作るそうですが、こちらの情報を見ると、ベリリウムは全く持って足りない事が分かるので、ベリリウム不足によって核融合発電は実用化しないと言い切る事が出来そうですね。
それでは、何のために核融合を研究しているのかと言えば、私には、アメリカ等の戦勝国のブースト型核分裂兵器(Wikipedia)用のトリチウムの効率的な生産のためであるとしか思えません。*2
尚、核融合炉の研究によって大量のトリチウムや中性子線や高エネルギーの中性子線が研究用の核融合炉を構成している物質の原子に衝突して発生するX線が漏れ出したり、核融合炉や核融合炉の周りの物質が放射化される等して、多大な健康被害がもたらされる可能性が高いと思っているのですが、皆さんはいかがでしょうか?
こちらの件については、「核融合研の重水素実験に反対」小柴昌俊氏(格差のない平和な社会をめざして)が非常に参考になりますので、どうかよく見てください。
*1 核融合でエネルギーが発生する理由は、核融合によってエネルギーが発生する理由についてを見てください。
*2 どうしてトリチウムは危険なのか(2)の中でも説明した通り、PWRでもトリチウムは生産出来るのですが、原発の大電力と核融合炉を使ってトリチウムを作ったほうが効率的にトリチウムを生産出来る可能性があるから、血税を使って研究を行っているのではないでしょうか?
追記:(2024/12/29訂正)核融合発電では、核融合の条件を発生させるために大量の電力が必要になるので、もし実用化出来たとしたら、恐らく原発が必要になるのではないでしょうか?
核融合炉の危険性と問題性について(2)も見てください。
追記3:(2024/12/24)
冒頭の「核融合で発生する中性子線やα線のエネルギーを効率よく電気に変換出来る仕組みが発見される可能性は多分ないと思いますので、」を削除して説得力のある内容に訂正しました。
追記4:(2024/12/29)
核融合炉用のベリリウムはどうしますの???に基づいて、内容を大幅に修正しました。
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