山本草太「楽しむことできたのが一番の収穫」　げんさんサマーカップ

　フィギュアスケートのげんさんサマーカップが11日、大津市の木下カンセーアイスアリーナで開幕した。男子ショートプログラム（SP）では、昨季のグランプリ（GP）ファイナル2位の山本草太選手（中京大）が91・98点だった。フリーは13日に行われる。演技後の山本選手の談話は次の通り。

「新しい自分をお見せできたら」

　今季初戦の新しいSPで、初めて皆さんの前でお披露目する形でした。緊張感はありましたが、それと同時にリラックスした気持ちで、練習通り臨むことができましたし、何よりすごくこのプログラムを楽しむことができたので、それが一番の収穫じゃないかなって思います。

　（昨季の世界選手権を経験して）すごくたくさんのお客さんが入った会場で、プレッシャーのかかるシチュエーションをすごく経験できた。その経験を生かして、また今季につなげていきたいですし、さらにレベルアップを目指して、成長した新しい一面というものを皆さんにお見せできたらなと思います。

　初戦にしては、目標にしていた点数ぐらいかなと思う。フリーもそういったところを目指しながら、しっかりと、練習してきたことを最後まで出せたら。

　（SPで）いつもだったら…