ジェリーフィッシュ(Jellyfish)
ジェリーフィッシュの発表している2枚のアルバムは、以前勤めていた会社の後輩から両方とも貸してもらいました。
彼とは、かなりの枚数のCDの貸し借りをしていまして、お互いにジャンルは若干違えど音楽に対する拘りが相当なものでしたので、話していてとても楽しかったです♪
微妙に好みが違ったことも、逆に良かったかもしれませんね。私は、プログレやワールド、癒し系などで、彼は50'sや60's、ブラジル音楽に加えて、冨田恵一絡みの日本人アーティストなどなど。。AORなんかも聴いていたので、スティーヴン・ビショップ辺りで盛り上がりましたね~♪
そんな音楽大好きな彼ですから、もちろん取扱いも丁寧で、以前からちょくちょく話していた、貸すたびに傷だらけになって返ってきたり、CDケースの爪が折れていたりなどと言ったことは勿論一度もなく、気持ちよくやり取りしていました。
少し思い出話をしますと、彼は、途中入社で入ってきたデザイナーさんで、食堂で隣の席になったとき、なんとなく音楽好きかも…といったニオイを嗅ぎ取り、いきなり「好きな音楽とかあるの?」と、尋ねてみたんです。すると彼は、「ブラジル音楽とか。。」と、いかにも「そんな音楽聴かないでしょ」的な、返事が返ってきました。。流石デザイナーさん、拘りがあります!
で、私は嬉しくなり、「おー!じゃあ、カエターノとかミルトンバナナとか?」と言ったら「へー!ブラジル音楽聴くんですね!僕は、ジョイスとかエリス・レジーナとか色々持ってます!」と返してくれて、もうそこからは、毎週2枚ずつくらいの貸し借りが始まりました。楽しかったですね~ こんなに音楽について語れる友人が、それまで殆どいませんでしたから♪
知らないアーティストさんも色々教えてもらったので大変勉強になりました。
また、そのときに借りたアルバムなんかもこれから取り上げていきますね(^-^)
では、本題に戻して、今回取り上げた彼らの2ndにあたるアルバム「Spilt Milk」(1993年)についてですが、クイーン愛に溢れた作品でした♪
コーラスワークが素晴らしく、そこにヘヴィなギターが入り込んできたり、かと思ったらコミカルなメロディが流れてきたりと、パワーポップなんて言われるようなジャンル分けがされているのも頷けます。
久々に聴きましたが、とても懐かしかったですね~
では、数曲貼り付けときますね♪
いきなりのクイーンそのまんまのオープニングナンバーで”Hush”
”Joining A Fan Club”
”Sebrina, Paste and Plato”
”Ghost at Number One”
ps.彼と一緒に働いていた会社を退職してから約2年になりますので、彼にはだいぶ会っていませんが、今頃どんな音楽を聴いていますでしょうか。。久々に会ってまた音楽談議したいなぁ(^-^)
ザ・リカリッシュ・カルテット(The Lickerish Quartet)
90年代前半、アメリカのロックバンド ジェリーフィッシュのメンバーとして活躍したロジャー・マニング(key, vo)、ティム・スミス(b, vo)、エリック・ドーヴァー(g, vo)によって結成されたニュー・バンド、ザ・リカリッシュ・カルテットのアルバムが世界に先駆け日本のみCD化が実現しました! ・・・なんで??
2020年5月にリリースしたファーストEP「Threesome Vol.1」から始まるEP3部作(海外ではデジタルとアナログEPのみの発売)に収録された12曲に加え、日本のみのボーナストラックとして2曲追加収録。アルバム・タイトルはメンバーによって新たに「ファブルズ・フロム・フィアレス・ハイツ」(2022年)と名付けられました。
世界初CD化、世界初LP化となる本作は、2022年6月29日、日本限定発売となったそうです。
なんでなんすかねぇ。。独自企画盤ということなので、なにかと日本の音楽業界との縁が深かったからでしょうか。。
内容ですが、コーラス箇所は従来通りのクイーンを彷彿とさせるんですが、その他ではデヴイッド・ボウイだったり、ビートルズだったり、XTCだったり、ロジャー・ニコルズだったり、コステロ調の楽曲も♪
と、よく聴いてみたらズバリ!コステロのカバー曲でした(^^!)
パンキッシュなパワーポップやフィル・コリンズのいた頃のジェネシス調(実はリンジー・ディ・ポールのカバーだそうです)なんかも新たに加えて、ポップロックという言葉がホントにしっくりくるバンドだなあと感じました!
では、数曲貼り付けときますね♪
”Snollygoster Goon”
”Sovereignty Blues”
”New Days”