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JKⅣ:松岡圭祐著

本題に入る前に、先週末で終了した我らがBABYMETALの南米ツアーですが、いや凄い盛り上がりでしたね~♪
ブラジル、コロンビア、ペルーの単独公演を大成功に収めていましたが、いままでこんな国々で数千人規模のライブをやった日本人アーティストっているんですかねぇ~もしかしたら、ブラジル生まれの小野リサさんぐらいでしょうか。。

まあ凄い盛り上がりですんで、是非観てみてください!

BABYMETAL _ PA PA YA !! ( LIMA _ PERU )

あと、KNOTFESTのほうも凄かったです♪
後ほど貼り付けますね(^-^)

では、いったん本題に―

JK4.jpg

輪姦島を仲間と共に脱出した有坂紗奈は、前作の冒頭にも書いたように今回も幽霊となって大人たちのできないことをやり遂げていきます。
つまり、有坂紗奈では戸籍上”死亡”となっているため、輪姦島で手に入れた他人名義の保険証などで別人として生きながら復讐の鬼となって自分達をこんな目に遭わせた悪党どもを抹殺していくのです。

今回は、冒頭こそ全く違った恋愛小説のようなテイストで始まり、しかも「あれ?有坂紗奈こと江崎瑛里華がまったく出てこないぞ!?」と疑念を抱いたりもしたんですが、実はまた別人となって最初から登場していたのでした。
このあたりは、映像のない小説ならではの演出ですね。
で、今回はその名前を借りた渡邊絵夢本人を輪姦島に送り込んだ悪党どもらに対する復讐劇となってます。
チンピラに加えて、ヤクザに加担している公安も相手にしなければならなくなったため、かなり手強く深手を負いながら戦い続けるしかない紗奈でしたが、流石に今回のダメージは相当なもので次回からがちょっと心配になるレベルでした。それでも、自分と同じ境遇の絵夢(島から生還したひとり)が苦しむ悪夢のような脅威を取り除くためひるまず戦い続けます。
果たして紗奈の運命やいかに!?

で、今回もちょこっとですが、高校事変シリーズに登場した田代ファミリーについての言及があり、どっかでリンクしそうな気配を感じさせてくれてまして、次回辺りには結衣ちゃんとの共演が見られるのかも。。(^-^)
このことについては、「JKⅢ」でも触れてますのでご興味が湧きましたらそちらの記事も読んでみてくださいね。

それにしても、かなりのダメージだったんで次回無事な姿で再登場できるのかしら。。(^^!)

では、最後にBABYMETALKNOTFEST IN CHILEの映像を♪

BABYMETAL - RATATATA - Knotfest Chile 2024”

tag : JK松岡圭祐BABYMETALKNOTFEST

高校事変22:松岡圭祐著

高校事変22

今回は、優莉家のようなテロリスト一家を野放しにしている国として日本がシリアやイランと同格のテロ支援国家認定をアメリカから受けてしまうのか!?
と、いうところまで話が進展してしまいます。

日本政府が秘密裏に配備していたSLRM(短距離対艦ミサイル)の制御システムを恩河日登美らに乗っ取らせ、そのミサイルをEEZ内ギリギリに発射させたり、はたまた米軍横田基地を狙ったりと米露中を挑発し、矢幡政権を転覆させるためあらゆる手を使って毒親優莉匡太は揺さぶりをかけてきます。たいした目的もなく、ただただ混乱する日本政府を面白がるだけのために。。

次にミサイルが狙うのは、匡太が目をかけていた部下を殺してしまった瑠那と妹の伊桜里が通う日暮里高校・・・果たして生徒たちの運命やいかに!?

匡太がもともと率いていた優莉匡太半グレ同盟に対して、匡太を裏切って少しずつ仲間に加わりつつある半グレ達を結衣が束ねる優莉結衣半グレ同盟。今回は、その両同盟による決戦という形になりました。結衣ちゃんは同盟を組んでいるつもりはないようですが(^^!)

亜樹凪も結衣側に付き、誰がどちらにつくのかが明確になりつつあるなか、自分達を命がけで懸命に守ろうとする瑠那や伊桜里の姿をみて日暮里高校の生徒たちも徐々に彼女達への信頼を深めていきます。恐らく、自衛隊や警察ら国家権力側も。。

そんな場面に救われる思いがしました。


どうも、もうそろそろエンディングが見えてきた感じでしょうか・・・

恐らく次回は、毒親との直接対決になる可能性もあるのか!?
まあ、分かりませんが(^^!)

終わってしまうと寂しくなるので個人的にはもっともっと引っ張って欲しいです!

では、もっともっと続いて欲しいということで、門あさ美さんの”Morning Kiss”


tag : 松岡圭祐高校事変

高校事変21:松岡圭祐著

高校事変21

先月20巻の記事をアップしたばかりなのに、もう21巻が刊行されました!

嬉しい悲鳴です(^-^)

で、今回は国家権力との対決ではなく、あの毒親の手下である反グレたちとの対決となりました。しかも、信頼していた矢幡総理に裏切られ毒親との共倒れを画策されていたことで、結衣ちゃんや凛香が毒親やその手下どもを攻撃することにこれからは躊躇するのでは?と、疑心暗鬼になっている瑠那がメインで登場します。

姉たちが雲隠れしたあと、やむなく義父母の神社のもとに戻った瑠那は、全国民が優莉匡太に関することを一切喋れなくなった影響もあり、クラスメイトからの完全無視という冷たい反応をヒシヒシと感じながら伊桜里とともに日暮里高校へ通っていました。
そんな中、優莉匡太に憧れる少年少女が、優莉匡太半グレ同盟の総本山を訪れた後に消息を絶っていることを、青少年保護を目指すNPO法人から伝えられます。協力を求められた瑠那は、NPO法人の面々の身を案じ、総本山のある連峰を彼らと共に目指すことになりすが、案の定、そこには想像を絶する困難が待ち受けていました。

孤軍奮闘する瑠那でしたが、途中からちゃんと姉たちが助太刀してくれて形勢逆転でき、さらにチョットだけですが一緒に戦う仲間も増えて一安心できたんですが、今回はそんなことよりも心配なことが起きてしまいます。

なんと、毒親匡太が伊桜里の前に現れ、児童養護施設内のいじめっ子たちに二度と伊桜里のことをいじめないように仕向けてくれたり、一緒に料理を作ったりと優しく接することで我が娘を懐柔しようと企みだしたんです。
親と言えば、虐待ばかりされていた義父母しか知らない伊桜里にとって、実の親と気持ちが通じ合ったような気がして、次第に匡太のことを慕うようになっていきます。

ヤバいです、これは!!

伊桜里を皮切りに、もしかしたら他の3人も仲間に取り込んでしまうのか!?
それはないと思うんですけど、、、無いと信じたい!!

けどねぇ。。これだけ姉妹に対する世間からの風当たりの強さを考えると、もういい加減ケツまくってもしかたないかなあ。。とも感じてます。

で、次作ですが、なんと今月末、9月24日に刊行されるそうです!
もう、なんちゅうスピード!!
わけわかんないっす(><)


では、繋がりはありませんが、久々のアゲインスト・ザ・カレントで
”VOILÀ - Caught It (Official Music Video) with Chrissy Costanza & Against The Current”


XinUさんもこんなんアップしてました♪
XinU / 触れる唇 LIVE映像 [EP#03 Release LIVE at WWWX]”

tag : 松岡圭祐高校事変XinU

高校事変20:松岡圭祐著

高校事変20

2019年5月からスタートして、そのしょっぱなから愛読してきた高校事変シリーズですが、はや20作目にまで到達しました。たった5年間で20巻ということは、3ヵ月に1冊刊行していることになります。加えて、このシリーズのスピンオフなんかも3冊ほど出してますし、JKシリーズやらQシリーズやら探偵の探偵シリーズも継続していますしその他諸々も。。これは人間業とは思えないくらい驚異的なペースです。しかも全く飽きさせずにここまで惹きつけられたままにです!

凄い作家さんですね~
以前にも書きましたが、恐らくチーム松岡として、取材その他諸々の業務のサポートはあるんでしょうねぇ。。でないと絶対に無理だと断言できます。
だって、今回も自衛隊の武器や戦術のことに加えて潜水艦の操縦のことまでもが、仔細に臨場感たっぷりと描写されていたんですもん(^^!)

いやはや、もうホント凄いという言葉しか浮かんでこないですね~

で、節目となるこの20巻ですが、今回はとうとう日本国家を敵に回してしまいました!!

週刊誌の編集部を襲撃し、テレビ局を占拠した優莉匡太の部下である日登美たちは、匡太への批判を封じる言論弾圧を実施していきます。匡太の悪口を言ったユーチューバーを血祭りにあげたり、SNSでちょこっと呟いただけのニート男性を射殺したり…
そんな非常事態のため、矢幡政権の方針のもと、同級生の身の安全を守るために同じ優莉家の瑠那と伊桜里、そして凜香の三人は小笠原諸島の小島に隔離をされて授業を受けることになりました。
そこに結衣も加わり、おまけに日登美ら匡太の部下たちもこの4人を狙って集結することになります。

なぜか・・・?

実は、矢幡政権が国家存続のためという大義のもと、この凶悪家族と反グレたちを一箇所に集結させ根絶やしにする作戦を決行するためだったのです。

総理は、結衣のことを知ればこそ信頼に足る存在だということをわかってはいるが、国民にはどれだけ説明しても理解してもらえないことだったし、決定的だったのは、アメリカ政府からの通達があったからでした。

「優莉家を存続させるのなら、キューバやイラン、北朝鮮と同列扱いのテロ支援国家に日本を加える」と――

結衣は言います。
「十代の少年少女を犠牲にしたがる国家の狂気は、戦時中となにも変わっていない。政治家は追い詰められるとすぐそうなる。平時には自衛官も警察官も国民の味方だ。しかし、政府は国家存続の名のもと、大衆にとって理不尽きわまりない命令を下す。そうなったら銃を持った官憲に人々は弾圧されるしかない。」

加えて、
「プーチンひとりが暴走しようとも、周りのロシア人が一人も従わなければ戦争など起きやしないのに、日本でも同じことが起きないとどうして言えただろう。ただでさえ国民の不利益になる政策が、国会で議論もされず政権与党の密室であれこれ決まってしまうのに。。」とも――

国家のために多少の犠牲は必要になる。誰もがまことしやかにそういいたがる。EL累次体から社会学者まで、大なり小なりそれを正論ととらえるだろう。優莉家の子供達は、まさしくその多少の犠牲に当てはまる。

ということで、優莉家及び半グレたちを根絶やしにするため隔離された小島への総攻撃が始まります。

果たして、結衣たちの運命やいかに!?

今回も、結衣、凛香、瑠那らの大活躍が見られてワクワクしたんですが、国家相手に大量虐殺をしてしまうという結果がちょっと辛かったです。
けれども、そこに至るまでの自衛官らの考え方や政府自体の考え方に同調できず、結局私は結衣ら4姉妹たちを支持してしまいました。

唯一信頼してくれていた総理からも敵視されていることが判明し、これからさらに過酷な運命が待ち構えていることが確定してしまいホント可哀想で仕方ありません。
もう彼女たちに、平和な暮らしは望めないのか。。

既に21巻の刊行も8月23日にスタンバっているみたいでして、そこでは多分毒親父に加えて国家とも対峙しなければならなくなっているのでしょうけど、それにも負けない彼女たちの活躍に期待したいです。

では、文中にイランが登場したところで、久々にホルガー・シューカイの大好きな”ペルシアン・ラブ”を♪


tag : 松岡圭祐高校事変ホルガー・シューカイ

高校事変19:松岡圭祐著

高校事変19

なんと!?

3月末に18巻を発表したばかりなのにもう19巻がでました!
で、7月には20巻も控えているみたいです(^^!)

松岡さんって、どう考えても寝てないですよね~

もしかしたら、チームで動いているんでしょうかねぇ。。ホントこの執筆スピードは尋常ではありません。
凄すぎますぅ~


今回の舞台は、私も昨年訪れたあの東京スカイツリーです(本書ではスカイタワーと呼ばれています)。
本シリーズ1巻の壮絶な高校事変の際に、陣頭指揮を執っていた矢幡氏が総理に復帰し、EL累次体と関係を持っていた前政権が悲劇的な最後を遂げた後、それでも世界からはテロ頻発国家としての最悪評価を受ける中、今度は東京の下町にある人気の東京スカイタワーが正体不明の武装勢力に占拠されます。で、間が悪いことに、新聞部の取材でここを訪れていた日暮里高校2年生の鈴山たちが身柄を拘束されてしまいます。一報を聞き、同クラスメイトの瑠那は凜香と共に彼らの救出に向かいますが、なんと、瑠那はうかつにも正体がバレて武装犯につかまり、江戸時代の囚人護送用に考案されたという複雑な縛り方であられもない姿にさせられ、ボコボコにされてしまいます。襲撃犯の目的は一体? その正体は!? 

と、いうことなんですが、本作でも、YouTubeでおなじみのゆっくり霊夢は登場するわ、ICBM(大陸間弾道ミサイル)は登場するわ、能登半島地震のことも取り上げるわで、最近の時事ネタには事欠きません。
で、その核弾頭で、さいたまの川越までが被爆圏内に含まれてしまうというとんでもない事態となります。

FBIの分析するサイモン・リドラー・タイプの犯罪者を装って、次から次へと難問を突き付け、正解が出せないと起爆すると脅しをかけてきます。
今回も、楽しければそれでよくて何をしでかすか分からないというアイツの仕業と思われていましたが、実は、以前(確か16巻で)、ウクライナに核弾頭搭載の人工衛星を墜落させようとしていた中国の党中央軍事委員会委員シャウテンが中華革命戦線を金で雇ってあることを企んでいたのでした。

同じ知能犯を相手に戦った「ザ・バットマン」や「ダイハード3」などの映画のことなんかも取り上げており、興味津々読み進めました。

苦戦する瑠那と凛香の後を追うように、結衣ちゃんと伊桜里も現場に到着し、またもや姉妹4人と、あと今回はアイツの手下で結衣ちゃんたちに寝返りそうな一派と共にこの難局に立ち向かいます。。。
潜入も困難を極める状況の中、果たしてどうやって1,500名近い人質たちを救うのか!?


最後のほうの場面で、自衛官から教師になった蓮實に向かって結衣ちゃんはこう言います。

「総理に許してもらおうとは思いません。でもいまのところは、警察が来ようが公安が来ようが、わたしたちは容疑者になるのを回避しつづけます。父が生きているかぎりは」

・・・そうなんです。

ちょっと遅くなってのネタバレですが、実は優莉姉弟の父 優利匡太は生きていたんです。死刑になったはずだったんですが、持ち前の人を懐柔し操る能力を駆使して教誨師でもあった瑠那の育ての父を味方につけ死刑を回避していたんです。その後、コナンのようなヴォイスチェンジャーを使って軟禁した矢幡元総理になりすまし、EL累次体を思い通りに操っていたんですねー
結局本当のラスボスは、死んだはずの最恐の毒親だっただなんて、よくまあこんなこと考えられますわ(笑)

次辺りは、瑠那と同じように遺伝子操作された女子高生恩河日登美ら最強軍団との対決が待っているのかな?それとも、また新たな敵が現れるのか。。
早速、再来月には明らかになります(^-^)

では、瑠那ちゃんのように可愛らしいMOAMETALさんの映像を♪

あと、速報ですが、NHK地上波で「20世紀初頭から人々に親しまれてきた「大衆音楽」はいかに時代の空気を変えたか? NHK『世界サブカルチャー史 欲望の系譜』」ということで、ビートルズ、ピンク・フロイド、セックス・ピストルズ、ベイ・シティ・ローラーズなどを取り上げるそうです!
NHK Eテレ 2024年5月17日(金)午後10:30~ 午後11:00 (30分)3週連続で放送されますので、興味のある方は是非♪



tag : 松岡圭祐高校事変MOAMETAL

プロフィール

shoji lemieux

Author:shoji lemieux
Yahoo!ブログから引越してきました!
皆さんよろしくお願いします!

音楽では、遊佐未森さんなどの癒し系にワールド系、あとBABYMETALにハマってます♪
作家さんでは、伊坂幸太郎さん、原田マハさん、ダン・ブラウンさん辺りがお気に入りです!

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