楽園ハワイと私

2002年、カリフォルニアよりハワイに引っ越してきました。ホノルル・ダウンタウンに住んでいます。

2019年06月

ハレイワに新しいお店オープン「プアラニ}

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日本の観光地で顔を入れて記念写真撮るパネル、顔ハメ看板や顔出し看板と言われていますが誰もが一度は利用したことがあるでしょう。ハワイにも何ヶ所かに顔ハメ看板があります。

パイナップで有名なワヒアワのドール・パイナップルプランテーション、ハレイワのマーケットプレイス、松本シェイブアイスにも顔ハメ看板があります。ハレイワにまた新しい顔ハメ看板ができています。


日本の皆さんにもファンが多く惜しまれて2015年にハレイワのグラススカートとストロングカレントの2店が閉店しました。お店は新しい人の手に渡った後、そのまま長く放置されていました。

新しい地主はサーフィンをテーマにした軽食のお店をオープンさせる計画を持っていたようですが、しばらく放置して土地の値上がりを見込み転売してお金を儲けることを考えていたようです。

4年もの長い間、店舗の周りがベニア板で囲われ目隠しされていました。「売り物」の立て看板が今年になってなくなり、買主が見つかったようです。ベニア板がはがされ入り口のドアも新しく新調されました。

以前ストロングカレントがあった店舗に4週間前にオープンしたのが、プアラニ(Pualani)水着を中心としたビーチウェアのお店です。プアラニはフィット感があってずれない水着として人気のあるローカル・ブランドです。

ハレイワで一瞬にして水着姿に変身できる顔ハメ看板が登場しています。プアラニのお店に足を止めてもらおうと、お店のビビアンの旦那さんの手作りの顔ハメ看板です。出来は素人が作ったものとは思えない出来です。

ビビアンによるとお隣は新鮮な魚介類のポキ(ポケ)料理を出すレストランになるそうです。現在出店許可を待っていて、できれば今年中にはオープン?させたいと言うことです。水着にポキとは私には縁遠い場所になりそうです。

真向かいにあったラニカイジュースが知らない間に閉店しています。ハワイでは飲食業を続けるのは簡単ではありません。新しいレストランは、グラススカートのような人気あるレストランになれるでしょうか?


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前ホノルル警察署長逮捕&有罪

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昨日のハワイのトップニュースは2017年10月に逮捕された前ホノルル警察署長夫婦の有罪が確定したニュースです。在職中にホノルル警察署長(58)の権力を悪用して、さまざまな犯罪を犯しています。犯罪者を追求する検察官の身分の署長夫人(48)も、警察署長同様に正義を面を被る犯罪者として逮捕されています。法を守る監視する立場のトップが収監されます。

連邦捜査局(FBI)は2013年にさかのぼり、ずいぶん時間をかけて捜査をしていたようです。警察署長の犯罪に協力した取り巻きの警官などをまず逮捕して、署長夫人を逮捕。そして、本陣の警察署長の逮捕になり、それぞれ2人は無罪を主張してきましたが長い裁判がやっと終わろうとしています。夫人が本日収監されました。

2016年ハワイ島のトップである郡知事が、公金をまるで自分のもののように個人旅行、贅沢品、飲食に使用する汚職事件が問題になりました。将来はハワイ州知事になれる人物だと言われていました。自ら辞職をしたものの、個人使用の公金は返却することで無罪放免になりました。

前ホノルル警察署長とその婦人の20件にも及ぶ重罪事項には、信じられない事実が並びます。警察署長と検察官の身分を十分に利用して、数々の詐欺行為を犯しています。銀行などの金融機関はもとより、チャリティや自分の身内(99歳の祖母)から66万ドル(7000万円)もの大金を騙し取っています。

騙し取ったお金は2台のヨーロッパ高級車の購入だけに留まらず、住宅ローンの支払いや旅行、飲食など派手な生活に使用されました。ぬかりなく逮捕前に退職して25万ドル(2700万円)の退職金を受け取りましたが、有罪が確定してこの退職金は返還しなければなくなりました。当然の報いです。

ハワイの警察のトップが自分の職権を乱用して、自らの犯罪をもみ消そうとしたのが信じられません。ホノルルでは長く民主党の一党独裁の政治が続き、腐った政治がまかり通っています。オハナ(家族)意識が悪用されています。

前ホノルル警察署長夫妻(ケアロハ夫妻)にはそれぞれ最高25年の獄中生活が待っています。この数年に倍以上になった鉄道建設費も中央の捜査(FBI)が入っています。塀の向こう側に行かなければならない役人や政治家たちが出てくるでしょう。



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スカイダイビング飛行機事故その後

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先週金曜日の悲惨なスカイダイビング飛行機事故直後は情報が錯綜(さくそう)していましたが、犠牲者がはっきりして事故の悲惨さが増しています。

犠牲者が最初9人と発表されましたが、後に11人と訂正されました。離陸直後に落下した小型飛行機がすぐに炎上して燃え尽きたため、遺体がほとんど認識できない状態だったようです。DNA鑑定に時間がかかりました。

スカイダイビング初心者の3人の観光客は、インストラクターの腹に体を固定して2人で飛ぶタンデムジャンプの予定でした。観光客の2人は1年前の結婚を記念してハワイ旅行を楽しむコロラド州からの27歳と26歳のカップルでした。事故前の飛行機に乗り込む写真が家族に送られています。

観光客のもう1人は、オレゴン州から4週間の休暇を利用してハワイにやって来た28歳の男性でした。翌日に休暇を終えて帰るはずでした。かねてからスカイダイビングを経験したいと言う願いを持っていました。

パイロットは事故2日後に43歳を迎えるフランス国籍の男性でした。13歳になる娘がいるパイロットでした。3人のインストラクターの1人はオクラホマ出身のハレイワに住む27歳の男性は、この2月に結婚して奥さんのお腹には4ヶ月になる赤ちゃんがいます。

スカイダイビング初心者にはそれぞれビデオ&写真を撮るスタッフが同時に飛びます。3人の観光客にそれぞれのイントラクターが付き6人、そして映像スタッフの2人とパイロットで合計9人になります。

当初発表された搭乗人数がこの9人でしたが、離陸直前に単独のスカイダイブに参加した2人がいたようです。23歳の映像スタッフだけがハワイ生まれ、ハワイ育ちの男性でした。20代と30代の多い犠牲者には、それぞれ家族や友達がいて毎日の生活が存在していました。11人の犠牲者のご冥福をお祈りします。



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ハワイは季節はずれの大雨

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アメリカでは年に100人もの人が雷に打たれて亡くなります。雷に打たれるとほとんどの場合は感電死しますが、運よく助かる人もいます。昨夜はオアフ島で3人もが雷に打たれました。運よく直撃ではなく、3人は病院に運ばれましたが命に別条はありませんでした。

昨日は早朝と夜にひどい雷雨がオアフ島を襲いました。西からの低気圧が不安定な天気をもたらしたのです。昨夜の午後7時から10時の3時間の間に、225の落雷が記録されています。エバ、ホノルル空港、ワイマナロ周辺が特に酷かったようです。

ホノルルの昨日の雨量は1994年の同日に記録した0.14インチを大幅に記録更新して、4.2インチ(107mm)となっています。ワイマナロでは7.06インチの雨量を記録しています。この時期の激しい雷雨は珍しく、これも異常気象の影響でしょう。

土地を掘って建設されたハイウェイ1はダウンタウンのフォスター植物園北が低くなっていて、いつものように雨量が多いと一瞬に池と化して朝まで通行止めでした。ハイウェイ1と並行して走るニミッツハイウェイもいつものように冠水していました。

低気圧の通過に伴う雷雨でしたが、不安定な天候は金曜日まで続き、週末は青空が望めそうです。昨日の大雨で海にバクテリアが大量に流れ込んでいますので、海水に浸かるのは数日控えたほうがよさそうです。


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週末はLCCを利用してワイキキで過ごす

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先日の週末、日本からやってきた女性が私が管理するワイキキのコンドに2泊だけ滞在して帰国されました。その航空運賃を聞いてびっくりです。

大阪・ホノルルの往復運賃がわずか¥18000と言いますから、大阪・東京の新幹線代(往復¥28,900)よりも1万円も安いことになります。2泊の宿泊代$150(16,000円)を加えて、34,000円で2泊4日のハワイ旅行ができたことになります。

マレーシアの航空会社のエア・アジアが、2年前にホノルルから大阪(関空)までがわずか$149の航空運賃で運航を始めてびっくりしましたが、今も上手に利用すれば格安で旅行ができるようです。

エア・アジアは、今話題のさまざなサービスや無駄の削減と有料化で、低価格の運賃を実現しているLCC(Low Cost Carrier)として勢力を伸ばしている航空会社の一つです。機内食や機内エンターテイメントなどのサービスはすべて有料になっています。

エア・アジアに続いてシンガポール航空の子会社であるLCC(Low Cost Carrier)の「スクート(Scoot)」が、シンガポール・関西・ホノルル線を週4便で就航を始めました。就航記念価格は関空・ホノルル線が片道$80(8,920円諸税を除く)となって、往復運賃が2万円を切って話題になりました。

就航して1年も経たないうちにスクートは、ホノルル便を中止しています。利用する飛行機(キャリア)は329席のボーイング787の大型機でしたが、予想以上に需要が少なく採算が取れなかったようです。

格安航空会社(LCC)の航空運賃は、一昔前と比べると信じらない低下価格です。国内を移動する価格感覚で、日本からハワイにやって来れる時代がやって来ました。週末をハワイで過ごすという夢のようなことができるようになりました。価格の選択が出来ることは消費者にとっては嬉しいことですが、運営会社は決して楽ではないようです。


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蒸し暑く不快指数が高いハワイ

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この蒸し暑さは何だ。ハワイにはこんな蒸し暑さはなかったはずだ。貿易風が止まって、冷房のないところではじっとしていても汗が出てくる。冷房の効いた部屋から外に出ると、メガネが湿気で曇る。日本の夏のあの蒸し暑さを思い出す。

グレーの雲が空を被い、時々小雨が落ちてくる蒸し暑い一日だった。気温が上がらないけれど、湿度が高くて蒸し暑い。ハワイの西からやって来る低気圧が南から蒸し暑い空気を運んでいる。これから雷を伴った雨が降る予報が出ている。

ハワイに何年もやって来る人たちが口々にハワイの暑さを嘆く。ハワイに長く住んでいる人たちが口々にこんな暑さは初めてだと嘆く。家電店では扇風機にエアコンの売れ行きがいいそうだ。

海水温度があがるとハリケーンが発生する。メキシコ沖にはすでにハリケーンの卵が発生している。5月中旬から1ヶ月以上も暑いハワイ。この夏はどうなるのだろう?この蒸し暑さは低気圧が通過する週末まで続くようだ。



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ホノルル鉄道来年一部開通に黄信号

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現在建設中のオアフ島の鉄道は、最初計画では2018年には空港からアラモアナSCまでを開通させる予定だった。2021年には郊外のハワイ大学まで延ばすことが計画されていた。2019年6月現在、鉄道建設はアラモアナまでの半分も終わっていない。

とりあえずは、西の始発点カポレイ地区からアロハスタジアムまでの間を来年2020年の12月に部分開通させる計画を立てている。来年末の一部開通に黄信号が付いた。建設中の駅の屋根部分、テント地を張り付ける金属性の支柱部分に亀裂が見つかったのだ。

完成してから駅の屋根部分が風に飛ばされて事故でも起こったら笑うに笑えない。路線に屋根部分が落下したらそれこそ大事故に繋がる。支柱の基本的なデザインと耐性の改良が必要になり、今年中に支柱を建てるのに遅れがでそうだ。アメリカ一高い建設費をかけて、耐性に問題のある支柱にテントを張るだけの屋根とは情けない。

当てにしている連邦政府からの補助金がなかなか下りない今、膨れ上がる建設費と鉄道維持費がいくらになるかもわからない。カポレイ地区の建設してずいぶん経っている鉄道高架路には、すでに鳥たちが棲家として居ついている。鳥たちが汚す高架の維持に予想外の費用がかかると言う。

2月下旬に実施された列車耐火テストでは不合格の烙印を押され、列車の耐火問題がクローズアップされた。列車の耐火対策の改良が必要になっている。まだ電車が走っていもいないのに、多くの問題を抱えているホノルルの鉄道。、膨れ上がる鉄道建設費がいくらになるかもわからないホノルルの鉄道。

ホノルル鉄道建設について不正が行われているのではないかと連邦政府のFBIの調査が始まっている。ホノルル鉄道の前途は険しく、迷走はまだまだ続きそうだ。まともな駅の屋根さえ建設できないのは悲しい。2025年12月のアラモアナまでの開通は、果たして実現するのだろうか。


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ハワイでスカイダイビング事故

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今日の全国ニュースのトップニュースにもなったのが、昨晩6時半に起こったスカイダイビングの小型飛行機の墜落事故です。事故ではパイロットを含む11人の搭乗員がすべて亡くなった。

数年前にドライブの途中に寄ったことがあるのがノースショアのワイアルアから更に西に10分ほど行ったところにあるディリングハム飛行場。滑走路が1本だけの飛行場は州が軍用地の一部をリース契約で借りて運用している。主に民間のグライダーやスカイダイビングのツアーに使われている。

歴史的には、日本軍が真珠湾攻撃の時にその存在を知らない唯一の飛行場でゼロ戦の攻撃を免れた飛行場だ。この飛行場から2機のP40戦闘機が飛び立ち、真珠湾上空のゼロ戦の攻撃を迎え撃っている。

夕方6時半のサンセット前のスカイダイビングの3人の客を乗せた1967年製の双発機の同機は、サンフランシスコで2016年にも空中で部品を失い急降下する事故を起こしている。3年前は十分な高度があり、乗客もパイロットも無事生還できた。

その時のスカイダイビングの乗客の1人は、同じ飛行機が今も空を飛んでいることに疑問を持っている。昨日の墜落事故も3年前と同じように、機首を下に急降下して墜落している。ただ昨日は速度も高度もあまりない離陸直後に墜落しているのが目撃されている。

墜落後炎上して燃え尽きた小型双発機は原型を留めていなく、その墜落の悲惨さが推測できる。3年前の事故はパイロットのミスと結論付けされたようだが、今回の事故は50年以上も前の古い機材に何らかのトラブルがあったと考えてもおかしくない。

ツアー参加者3名のうち2人はコロラド州からのカップルのようだ。飛行場には見送りの家族も居合わせ、墜落現場を目撃したという。2016年にもカウアイ島で離陸直後のスカイダイビング機で5人が亡くなっている。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。



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夏の始まり、すでに夏本番

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今月3度目の虹の目撃です。ダウンタウンの高層ビルの谷間に虹がかかりました。暑い日が続き6月3日以来の久しぶりの出現で、今年31日目の虹でした。

アメリカのカレンダーでは今日が夏の始まりです。ハワイでは5月から連日暑い日が続きすでに夏本番の気温になっています。今日は北東からの貿易風が止まって、南から湿った空気がハワイを訪れ蒸し暑く感じます。

今年は平年より海水温が高いうえに、ハワイに快適さをもたらす貿易風が少なく連日の暑さになっています。ホノルルは5月16日以来19日も過去の最高気温を更新するか最高気温に並ぶ日を記録しています。マウイ島では18日となっています。

今週水曜日のホノルルの最高温度は92度(33.3℃)を記録して1987年の同日の最高気温91度を上回っています。貿易風が戻るのは来週末の予想です。暦の上では始まったばかりの夏ですが、ハワイの夏は長い暑い夏になりそうです。

*ノースショアのスカイダイビングの小型機が墜落して、9名全員が死亡。


*レインボーカウント: 今日は午後4時30分に出現 2018年 31


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ホノルル空港パニック事件の真相

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一昨日のホノルル空港の出発ターミナルの手荷物検査で起こった事件の真相が発表されています。私たち日本人が利用する日本航空や全日空などの航空会社が使用する国際線ターミナル2での出来事でしたので、パニック騒動に巻き込まれた日本人も多いでしょう。

ターミナル2の手荷物検査3番で、2台のラップトップコンピューターとモバイルバッテーリー(充電器)が入ったカバンから煙が出てきました。消火された後の発火原因と推測されるバッテリーはその原型を留めないほど燃え尽きています。異常なほどの煙に係員もその場を離れて避難しています(下の動画)。

手荷物から煙が出た時点ではテロなどの爆発物の疑いもありますので、一般市民をその場から避難させた措置をしたのはマニュアル通りで問題はありませんでした。現実はマニュアル通りいかないものです。パニックに陥った人たちが手荷物検査のセキュリティを受けないで勝手にターミナル内に逃げ込みました。

大きなパニックの原因となったのは、煙が発生したその場から急いで避難しようとした人たちがセキュリティポイントにある仕切り棒や指示柱などを倒しました。それらが床に倒れた音を聞いた隣の手荷物検査にいた人が発砲音と間違え、「逃げろ!隠れろ!発砲だ!」と叫んだようです。群集は恐怖心から発砲事件を連想してしまったのです。

セキュリティチェックポイントを検査も受けないで逃げ込んだ人が大勢いる上に、発煙物の原因がはっきりわかるまでターミナルを一時封鎖しなければなりません。機内に入った人たちまでいったんターミナルに出て、全員の手荷物検査のやり直しです。ターミナルが封鎖された4時間だけでなく、更に何時間も待たされた人が多かったようです。

銃乱射事件を想定した訓練は航空会社を含めてこの4月に実施されています。現実は訓練どおり行かないものです。アメリカで毎週のように起こっている乱射事件がこのハワイで起こってもおかしくありません。いつもは冷静でも、判断力や理性的思考が低下する群集心理は恐ろしいものです。今回は大きな事故もなくよかったと言えるでしょう。



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