米国マスク論争、着用は弱さ見せる?政治的対立に激化 

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ワシントン=大島隆
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 米国で、マスクの着用をめぐって対立が起きている。新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、米疾病対策センター(CDC)は着用を推奨しているが、「弱さを見せる」と反発する人もいる。トランプ大統領がカメラの前では着用をしないこともあって、政治的な問題にも発展している。

 「大統領、マスクを着けて」

 「マスクを着けないで」

 トランプ氏が21日にミシガン州にあるフォード・モーターの工場を視察する前、ツイッター上には正反対のメッセージが次々と投稿された。

 マスク着用に反対する人たちの投稿には、「抑圧の象徴だ」と、政府がマスク着用を求めていることに反発する声や、「弱さを見せることになる」などの言葉が並んだ。

 一方、「マスクは弱さではなく、強さや思いやりの象徴だ」と呼びかける投稿も目立った。

 ホワイトハウスで複数の感染…

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