【詳報】法案ミスは「異常」追及に首相も「迷惑かけた」

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 菅義偉首相が25日午前9時から、参院予算委員会の集中審議に臨みました。首相の長男らによる総務省幹部への接待問題や、新型コロナウイルス対応などをめぐり、野党の質問にどう答えたのか。タイムラインで詳報します。

09:00

集中審議が始まる

 菅義偉首相らが出席し、参院予算委員会の集中審議が第1委員会室で始まった。集中審議のテーマは「菅内閣の基本姿勢」。

09:05

ミサイル発射「厳重に抗議」 菅首相

 北朝鮮から25日朝、弾道ミサイル2発が発射されたことを受け、菅義偉首相は「我が国と地域の平和と安全を脅かすものだ。また国連決議違反でもあり、厳重に抗議をし、強く非難する」と述べた。

 首相は、日本の排他的経済水域の外の日本海に落下したことを確認しているとした上で、「これまで以上に警戒監視を強める必要がある」と指摘。「先ほど国家安全保障会議を緊急に開催し、情報の集約や対応について協議した。米国や韓国を含め、関係諸国と緊密に連携し、国民の命と平和な暮らしを守り抜く」と述べた。

 自民党高橋はるみ氏の質問に答えた。

09:15

GoToトラベル再開「当面難しい」

 観光支援策「Go To トラベル」事業の再開について、蒲生篤実観光庁長官は「緊急事態宣言は解除されたが、引き続き感染状況について注視し、様子を見る必要があることから再開は当面難しい」との考えを示した。

 自民党の高橋はるみ氏の質問に答えた。

 高橋氏は「PCR検査、抗原検査の費用を事業対象経費に追加し、安全安心の観光旅行の促進を図るということも考えられる」として、検査費用を事業に加えることを提案。蒲生氏は「どのような対応が可能か、知見を有する厚生労働省や内閣官房とも連携して、現場の負担なども考慮しつつ検討したい」と述べた。

09:20

感染再拡大に「強い警戒感」

 自民党の高橋はるみ氏は、東京五輪パラリンピック開催に向けた新型コロナウイルス感染拡大防止策への決意を菅義偉首相に尋ねた。

 首相は「感染者数は地域によっては増加しており、人出が増えている地域もあることから、感染の再拡大に強い警戒感をもって対応すべきと考えている」と答弁。感染再拡大の阻止に向けて、「飲食の感染対策、変異株の対応、感染拡大の兆候をつかむための戦略的検査の実施、迅速なワクチン接種、次の感染再拡大に備えた医療体制の強化の5本柱から総合的な対策を講じている」と述べた。

09:30

法案ミスに「異常事態」

 政府が今国会に提出した12…

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