三代目JSB岩田剛典が語る家業への思い 革靴の魅力を若い世代に

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聞き手・根本晃
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 ダンサーや俳優など幅広く活躍する岩田剛典さんが昨秋、創業100年を超える革靴メーカー「マドラス」(名古屋市)の新ブランドの「クリエイティブディレクター」に就任した。実は岩田さんはマドラス創業家の次男坊。「これまで実家のことはあまり話してこなかった」と語る才人が、新ブランドにかける意気込みや幼少期の思い出を明かした。

――マドラスの新ブランド「NERD MIND(ナードマインド)」のクリエイティブディレクターに就きました。

 僕は家業を継がず、民間企業に就職しようと思って色々な企業を受けていたんですが、結果あれよあれよとダンスの道に行って、(芸能事務所の)LDHに入ったわけです。で、それ以来なかなか家業に対して、貢献できていなかったんですよね。ずっと、僕の活動で実家に迷惑をかけちゃいけないというプレッシャーが自分の中にあって。

 今でこそ親もすごく応援してくれていますが、最初は芸能界も反対されていたので、実家に泥を塗るようなことは絶対にしてはいけないと思っていました。だから、これまでメディアで実家のことはあまり発信してこなかったんです。

 ただ、たぶんね、年がそうさ…

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この記事を書いた人
根本晃
イスタンブール支局長|中東・欧州担当
専門・関心分野
国際政治、トルコ、ガザ、ウクライナ、語学