月城かなとの演技力で今夏よみがえる 宝塚版グレート・ギャツビー

有料記事宝塚歌劇団

河合真美江
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 宝塚歌劇団米文学の傑作をもとにしたミュージカル「グレート・ギャツビー」を7月に、月組で再演する。25日に都内で開かれた制作発表で、月組トップスター月城(つきしろ)かなとが名曲「朝日の昇る前に」を熱唱。「すばらしい作品に挑戦できることは光栄です。プレッシャーもありますが、やりがいも大きいです。月組一丸となっていい作品にしたい」と目を輝かせた。

 制作発表の冒頭、月城とトップ娘役の海乃美月(うみの・みつき)が登場し、抱き合って歌い始めた。新曲「入り江がひとつだけ」を披露。熱く切ない歌声で、一気にアメリカの夢が渦巻く1920年代の世界へ引き込んだ。

 第1次世界大戦後のニューヨークが舞台。豪邸で夜ごとパーティーを開く謎の男ギャツビーには愛し続ける女性がいた。それは大金持ちと結婚したデイジー。二人が再会し、悲劇の歯車がまわっていく――。

 米の作家フィッツジェラルド…

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この記事を書いた人
河合真美江
文化部|宝塚歌劇・文芸担当
専門・関心分野
女性の生き方、宝塚歌劇、グリーフケア