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　鉄道開業から150年。鉄道とともに乗り鉄、撮り鉄など鉄道ファンの世界も広がってきた。一方でこうした「鉄道愛」が教育効果を生むという研究者もいる。

　横浜市泉区に住む幼稚園児の津金敬翔（つがねたかと）さん（6）は鉄道に魅せられた鉄道ファン、いわゆる「子鉄（こてつ）」くんだ。

　1歳半のころ、お下がりでもらった特急「踊り子号」の鉄道模型に興味を持つようになり、鉄道博物館に行くと電車を指さして興奮した。

　本やユーチューブでのめり込むようになり、「すっかりはまった」と母の実里さん（36）が感じたのは4歳のころ。行ったことのない土地の電車をテレビで見ても「系」と言われる車種をつぶやくようになった。

　お気に入りは相鉄線と小田急線。約20ある車種を遠くからでも言い当てることができる。

　取材の日も、相鉄線沿いのカ…