私生活をSNSへ、「バズる」海外王室 批判リスクも…皇室の選択は

有料記事

多田晃子

 海外では、欧州の王室を中心に、王室や王族自身のSNSアカウントがあり、積極的に情報を発信している国は多い。SNSは多くの人に見られて話題になることもあれば、批判を受けることもある。新たな広報戦略を検討する皇室は、どんな将来を描くのか。

 宮内庁は、SNSを含めた新たな情報発信の手法を検討する。「プッシュ型」の発信をすることで国民の皇室への理解を深めてもらうとともに、「虚偽の情報による誹謗中傷」を減らしていきたい考えだ。

 英王室はSNSによる発信の先駆けだ。

 2007年にユーチューブ(チャンネル登録者数113万人、22年12月末現在)、09年にツイッター(フォロワー数約575万人、同)、10年にフェイスブック(同658万人、同)、13年にインスタグラム(同1311万人、同)を開始。王室の活動やメッセージをSNSで発信してきた。

プライベート動画も公開 フォロワー238万人の王子

 ウィリアム皇太子(40)と…

この記事は有料記事です。残り1693文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

【初トクキャンペーン】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

この記事を書いた人
多田晃子
千葉総局次長|行政・選挙・教育・経済担当
専門・関心分野
事件事故、皇室、地方自治、教育
上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

上皇さま90歳 ご一家の写真で振り返る

2023年12月に90歳の卒寿を迎えた上皇さま。在位中、国民と同じ目線であり続ける「平成流」を大切にしました。年始の集合写真をもとに、ご一家の歩みと平成、令和を振り返ります。[もっと見る]