ヤクザ専門の小沢仁志、還暦記念映画で背負うのは「桜田門」
文・石飛徳樹 写真・村上健
「Vシネマの帝王」と呼ばれる小沢仁志が還暦記念作品と銘打った「BAD CITY」を製作した。OZAWA名義で脚本も手掛ける。
「俳優生活40年、ただひたすらアウトローだもんなあ。事務所に言われて少しトレンディードラマに出たけど、本当に合わなかった(笑)」
「顔面凶器」「Vシネマの帝王」といった称号を持ち、「首領の道」「日本統一」など数々のビデオシリーズでヤクザを迫力満点に演じてきた。だが「小沢仁志還暦記念作品」と銘打った「BAD CITY」では取り締まる側の警察官を演じる。
「俺がヤクザをやると、大体…