グワシ! 吉祥寺の商店街が「楳図ワールド」に
塩入彩
グワシ! 東京・吉祥寺駅北口(武蔵野市)にある吉祥寺サンロード商店街のアーケードが、「楳図ワールド」に染まった。恒例となった地域ゆかりの作家とのコラボ企画で、今回は吉祥寺に住まいがあり、「漂流教室」や「まことちゃん」などの作品で知られる漫画家・楳図かずおさんがフラッグを手がけた。楳図さんのトレードマークの赤と白のしましま模様が、アーケードを彩る。
同商店街では、夏と冬にあるスクラッチセールを盛り上げるため、2016年の冬から地域ゆかりの作家によるフラッグを展開している。今回のメインビジュアルには、「おろち」「洗礼」などの作品に登場する女性たちを据えた。アーケードの両脇を飾るフラッグには、様々なキャラクターに扮した「まことちゃん」(全10種類)が描かれている。
楳図さんは、昨年27年ぶりに新作「ZOKU―SHINGO」を発表し、今年の手塚治虫文化賞特別賞を受賞した。商店街の担当者は、「いまも意欲的な活躍を続ける武蔵野市を代表する作家さんとして、今回お願いした」と話す。
今夏のスクラッチセールは、27日~8月10日。期間中に商店街の参加店で1千円を購入ごとに、スクラッチカードを1枚配布(なくなり次第終了)。買い物券のほか、ラッキー賞(100本)として楳図さんオリジナルTシャツがあたる。
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