東京・羽田空港の滑走路で日本航空機と海上保安庁機が衝突、炎上した事故では、両機に対する管制官からの指示の内容が焦点となっています。空の安全の要である航空管制の業務を解説します。
Q 航空機の安全運航を担う航空管制業務とは。
A 大きく分けて3種類ある。離れた場所を飛ぶ航空機をレーダーで誘導する「航空路管制」、空港に近づく航空機に下降・上昇や針路を指示する「ターミナル・レーダー管制」、より近い距離で離着陸などについて指示する「飛行場管制」の三つだ。国土交通省所属の国家公務員や自衛隊員が「航空管制官」として航空法に基づいて業務を担っている。
今回の事故で焦点となった「…
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日航機・海保機の衝突事故
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