イスラエルに懸念伝達へ 中東訪問の米国務長官、緊張は緩和できるか

有料記事イスラエル・パレスチナ問題

ワシントン=下司佳代子 エルサレム=石原孝
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 イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突に端を発した緊張状態が中東に広く波及し、歯止めがかからない。4日には米軍がイラクで親イラン武装組織の幹部を殺害。紅海ではイエメンの反政府武装組織フーシの商船攻撃が続く。情勢安定に向けた協議のため、ブリンケン米国務長官は4~11日、中東を歴訪する。パレスチナ自治区ガザ地区の将来像も議論の焦点だ。

 米国務省によるとブリンケン氏の訪問先はトルコ、ギリシャヨルダン、カタール、アラブ首長国連邦サウジアラビア、イスラエル、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区、エジプト。ガザ地区の戦闘を地域紛争に発展させないよう、各国の対応策を議論する。

 イスラエルでは、ガザ地区へ…

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